
韓国の国民的女優として絶大な人気を誇るコ・ヒョンジョンが、ドラマの撮影中に危機的状況に陥った6歳の子役俳優を自ら救助していたというエピソードが、このほど明らかとなり大きな注目を集めています。冷徹な役柄を演じることが多い彼女ですが、カメラが回っていない現場での心温まる対応がファンから称賛されています。

事故発生の経緯と撮影現場の状況
この出来事は、SBSドラマ『サマキ:殺人者の外出』で共演した子役チョ・セウン君の母親によって明かされました。当時、撮影は全羅南道新安郡(しんあんぐん)の海辺で行われていました。

撮影の合間、当時6歳だったセウン君が海を見て走り出したところ、穏やかに見えた海面が突如として激しい波へと一変しました。子どもが波にさらわれそうになる極めて危険な状況に、近くにいた母親もあまりの衝撃に身体が硬直して動けなくなってしまいました。
コ・ヒョンジョンの迅速な救助劇
その時、現場で最も離れた場所にいたコ・ヒョンジョンが真っ先に異変に気付きました。彼女はためらうことなく海へと駆け寄り、波に飲まれる直前のセウン君を腕の中に抱え込み、安全な場所へと引き上げました。
救助の過程で、彼女が着ていた撮影用の衣装は海水で濡れてしまいましたが、自身の身なりよりも先に子どもの安全を最優先に考え、パニック状態に陥った子どもを優しく抱きしめて落ち着かせたといいます。この献身的な行動について、母親は「当時は何もできなかったが、コ・ヒョンジョンさんが真っ先に駆けつけて息子を守ってくれた」と深い感謝の意を表しました。
撮影現場での温かい交流
コ・ヒョンジョンの思いやりは、緊急時の救助だけにとどまりませんでした。撮影の合間には、セウン君と一緒に遊んだり、細やかに気遣ったりする姿が見られ、子どもも彼女を深く慕うようになったといいます。撮影終了後もしばらくの間、子どもが彼女を探し回るほど、現場では心を通わせていたことが伝えられています。
韓国のドラマ制作現場では、厳しいスケジュールの中で撮影が行われるのが通例ですが、コ・ヒョンジョンは役柄の緊張感を維持する一方で、オフショットでは共演者に対する細やかな配慮を欠かさないプロフェッショナルな姿勢が広く知られています。今回のエピソードは、劇中では見られない彼女の人間味が改めて浮き彫りになるものとなりました。

このような危機的状況で、コ・ヒョンジョンが迷わず行動し子供を守ったことは、多くの人々に感動を与えています。彼女の勇気と思いやりは、韓国のエンターテインメント界においても広く称賛されています。


