
韓国演劇界の聖地であるテハンノ(大学路)で愛され続けてきた創作ミュージカル『風月主』が、約5年の沈黙を破り、第7シーズンとして華やかに開幕することとなりました。本作は、新羅時代という歴史的背景を舞台に、女性たちに娯楽を提供する男性芸人「風月」と、彼らが集う場所「雲楼(ウンル)」を軸とした切なくも美しい愛と運命の物語です。
新羅を舞台に描かれる美しき宿命
本作の物語は、風月の頂点に立つ「ヨル」、彼を慕う「サダム」、そして彼らを翻弄する「真聖女王」という3人の複雑に絡み合う運命を主軸に展開します。韓国の伝統的な美意識と現代的な演出が融合した作品として、これまで多くの観客の涙を誘ってきました。
刷新されたキャストと上演情報
今回の第7シーズンでは、大規模なオーディションを経て新たな才能が抜擢されました。注目の配役は以下の通りです。
- ヨル役:イム・テヒョン、ファン・ゴヌ、ホン・ソンミン
- サダム役:ユン・ソクホ、ファン・ジェハ、チェ・ハラム
- 真聖女王役:ソン・ムンソン、イ・ギョンミ
- 雲長役:チョン・ジェホン、チェ・ヨンウ
- クンゴム役:シン・チャンジュ、ファン・インウク
公演は12月9日から2027年3月1日まで、ソウル・テハンノのプラスシアターで行われます。プレビュー公演のチケットは11月5日よりYES24チケットおよびチケットリンクにて販売が開始される予定です。
韓国ミュージカル界における「創作」の価値
『風月主』の再演は、韓国のミュージカル市場において長年愛される名作がどのように次世代へ受け継がれるかを示す好例と言えます。テハンノで上演される創作ミュージカルは、豪華なライセンス作品とは一味違う、緻密なストーリーテリングと俳優の繊細な演技が醍醐味です。長期間の休止を経てのカムバックは、多くのファンにとって待ちに待った朗報となりました。今シーズンも、新しいキャストが創り出す新たな風月主の世界が、厳しい冬の韓国演劇界に温かな感動をもたらすことが期待されています。

