
2017年に放映されたSBSドラマ「被告人」は、不当な濡れ衣を着せられた検事の死闘を中心に展開された作品だ。妻と娘を殺害した罪で死刑囚となった検事パク・ジョンウが、失われた時間を取り戻し、真実を明らかにするために戦う姿を描いた。事件後、記憶の一部が消失した状態で自分の無実を証明しなければならない絶望的な状況が続き、緊張感のある展開が続く。これに悪人チャ・ミンホとの対立が加わり、強烈な復讐の物語が形成された。
作品は放送当時、高い視聴率を記録し、大きな関心を集めた。最高視聴率は30%に近く、2017年に放送された平日ドラマの中で唯一週間視聴率1位を記録した。同年に始まったドラマの中で1日の視聴率1位を獲得した作品も「被告人」が唯一だった。このような人気に後押しされ、主演俳優のチソンは2017年SBS演技大賞を受賞した。
死刑囚となった検察官、失われた4ヶ月の記憶
劇の中心には、チソンが演じたソウル中央地検強力部検事のパク・ジョンウがいる。強力事件を担当する部署のエースとして評価される人物である。検事という職業を自分の天職と考えるほど職業的信念が強い。

家に帰ると、その姿は全く違う。忙しい仕事の中でも娘への愛情が並々ならぬ父親だった。一緒に過ごす時間が少ないという申し訳なさから、眠っている娘の顔を眺めてから再び出勤することもある。冷徹な検事と優しい父親という二つの顔を持つキャラクターで劇の感情線を導いた。

パク・ジョンウと対峙する人物はチャ・ミンホだ。サム・ギョンギョンが演じたチャ・ミンホはチャミョングループの問題児と呼ばれる。荒っぽい行動と予測しにくい性格を持つ人物である。幼い頃から父親に認められないという感情を抱えながら育った。父親が兄のチャ・ソンホにもっと愛情を注いでいると感じ、深い剥奪感を抱くようになった。

チャ・ソンホもまた、サム・ギョンギョンが演じた人物だ。チャミョングループのチャ・ヨンウン会長の長男で、謙虚で礼儀正しい態度で周りの評価が良い。血気盛んな性格の父親とは異なり、穏やかな言動を維持し、会社の内外で信頼を得る。警備員や清掃員に先に挨拶をする姿からも彼の人柄がうかがえる。財閥家の人物の中でも、模範的な態度を保つ人物である。酒の席で事故を起こしたり、ゴシップに巻き込まれたこともなく、父親を失望させるような行為をしたこともほとんどない。
7回で20%突破、急上昇中
ドラマは初放送から高い視聴率を記録した。1回目の視聴率は14.5%で15%に近い数値を示した。その後、放送が続くにつれて15~20%の視聴率を安定的に維持した。特に、7回で20%を突破し、上昇傾向が早く現れた。これは前作「ロマンチック・ドクター金師父」と比較しても視聴率上昇速度が速い方だった。

放送が進むにつれ、視聴率は安定した20%台を維持した。最終回では28.3%まで上昇し、高い数字を記録した。これは2014年に終了したドラマ「星から来たあなた」の最終回視聴率28.1%を約3年ぶりに超えた記録だった。

平均視聴率でも意味のある結果が出た。被告人」は平均視聴率21.7%を記録した。これは前作「ロマンティックドクター金師父」の平均視聴率20.4%より高い。 また、2010年に放送された「ジャイアント」以来、約7年ぶりに同じレベルの平均視聴率を記録した作品としても言及された。

ドラマはその後、放送界でも記録に残った。2020年初頭まで地上波と非地上波を含めて視聴率25%を超えた最後のミニシリーズとして挙げられた。

