世界46カ国で上映禁止…あまりの恐怖にリメイクを経て公開された“いわくつき”ホラー映画

削除されたティーザーと2年の沈黙…検閲の壁を破り戻ってきた伝説のホラー

世界46カ国で上映禁止…あまりの恐怖にリメイクを経て公開された“いわくつき”ホラー映画
写真= ‘ONE Media’ YouTube

かつて世界46カ国で上映が禁止され、「悪名高い問題作」と呼ばれた映画『フェイシズ・オブ・デス(Faces of Death)』のリメイク版がついに公開された。製作完了後、2年という長い期間にわたり不透明な状況が続いていた本作は、近年の劇場公開と同時に再び議論の中心に立っている。

検閲騒動の末にベールを脱いだ『フェイシズ・オブ・デス』リメイク

11日(現地時間)、英メディアのデイリーメールをはじめとする海外メディアは、2023年に撮影を終えた『フェイシズ・オブ・デス』のリメイク版が、長い沈黙を破り観客の前に姿を現したと報じた。当初、映画は2024年の公開を目標としていたが、具体的な説明もなく上映が突然取り消され、「お蔵入り」の危機に瀕していた。

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写真= ‘ONE Media’ YouTube

その後、製作陣の暴露によりその背景が明らかになった。製作過程で製作会社と企業間の干渉や、過激な表現に対する検閲問題が発生していたのだ。演出を手掛けたダニエル・ゴールドハーバー監督はインタビューを通じ、「検閲と戦う過程そのものが、映画が投げかけようとしているメッセージと繋がっていた」と、公開までの険しかった道のりを振り返った。

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写真= ‘ONE Media’ YouTube

公開直前まで騒動は絶えなかった。2月に公開されたティーザー映像は過度に刺激的だという理由でYouTubeから即座に削除され、一部の宣伝ポスターも掲示が制限されるなど、映画外での葛藤が続いた。こうした論争は、かえって映画に対する大衆の好奇心を刺激する起爆剤となった。

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写真= ‘ONE Media’ YouTube

今回のリメイク作は、過去のゴアジャンルをなぞるだけにとどまらない。映画は、ソーシャルメディアのコンテンツを検閲する職業を持つ主人公が、残酷な死の現場を再現してオンライン上に流布する連続殺人犯を追跡する過程を描いている。これは1978年のオリジナル版が持っていた衝撃療法を継承しつつも、現代社会のデジタル倫理、暴力の消費、検閲システムに対する重厚な問いを投げかけている。

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写真= ‘ONE Media’ YouTube

出演陣も豪華だ。HBOの人気シリーズ『ユーフォリア』でスターダムにのし上がったバービー・フェレイラと、Netflix『ストレンジャー・シングス』で強烈な印象を残したデイカー・モンゴメリーが主演を務め、劇の緊張感をリードする。さらに、世界的なポップスターであるチャーリー・XCXが俳優として第一歩を踏み出し、話題性を高めた。

世界46カ国で上映禁止…あまりの恐怖にリメイクを経て公開された“いわくつき”ホラー映画
写真= ‘ONE Media’ YouTube

興行指標も青信号が灯った。配給会社IFCによると、本作は前夜祭上映だけで45万ドル(約6,000万円)の売上を記録し、観客の熱い関心を証明した。刺激的な素材に埋没せず、現代的なメッセージを融合させた戦略が功を奏したと見られる。

46カ国で禁止、2026年に再燃した「ビデオ・ナスティ」論争

オリジナルである1978年作『フェイシズ・オブ・デス』は、実際の死を撮影したかのように演出したフェイクドキュメンタリー形式を導入し、世界中に衝撃を与えた作品だ。当時、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどで上映禁止措置を受け、いわゆる「ビデオ・ナスティ(Video Nasties)」の代名詞となり、「46カ国で禁止」という広告文句を逆手に取って記録的な興行収入を上げた。

世界46カ国で上映禁止…あまりの恐怖にリメイクを経て公開された“いわくつき”ホラー映画
写真= ‘ONE Media’ YouTube

今回のリメイクは、その問題的な遺産を現代的に再パッケージ化し、再び議論の俎上に載せた。映画の公開ニュースが伝わると、韓国の映画ファンの反応も熱く盛り上がっている。

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写真= ‘ONE Media’ YouTube

検閲論争を正面突破し、「問題作」としての名声を継承している『フェイシズ・オブ・デス』が、今後世界のホラー映画市場にどのような波紋を広げるのか、多くの人々の期待が寄せられている。

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