ファウル直撃の危機にボルチモア監督が仰天対策 捕手用防具を着用して観戦する姿が話題に

ファウル直撃の危機にボルチモア監督が仰天対策 捕手用防具を着用して観戦する姿が話題に
ボルチモア・オリオールズのクレイグ・アルバーナズ監督が11日、米メリーランド州ボルチモアのオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われたアスレチックス戦で、捕手用防具を着用したまま試合を見守っている。MLBドットコムの画面キャプチャー

ボルチモア・オリオールズのクレイグ・アルバーナズ監督が、ダッグアウトで急いで捕手用防具を着用した。11日、米メリーランド州ボルチモアのオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われたボルチモア対アスレチックス戦でのことだ。2回裏、ボルチモアの打者ピート・アロンソの打球が、防護ネットのない階段付近で試合を見守っていたアルバーナズ監督の近くへ猛スピードで飛んできた。

驚いたアルバーナズ監督は、ダッグアウトの奥から捕手用グローブを持って現れた。それだけでは足りなかったのか、捕手用マスクも手に取って再び登場した。捕手用防具をすべて着用したアルバーナズ監督は、マスクの上に帽子を乗せ、しばらく試合を見守った。



ダッグアウトの選手やファンを笑わせるシーンとなったが、アルバーナズ監督にとっては冷や汗が出るような瞬間だった。アルバーナズ監督は先月14日、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でファウルボールが顔面に直撃し、大きな怪我を負った。手術は免れたものの、頬骨7か所が骨折し、顎の骨も砕けるという重傷だった。6週間は離乳食しか食べられず、安静にするよう診断を受けた中で球場に足を運んでいる。

アルバーナズ監督は負傷直後、目の周りに痣ができ、ひどく腫れ上がった顔のまま翌日から球場に出勤した。そして、あわや大怪我という状況を「今後はダッグアウトでアメリカンフットボールのヘルメットでも被らないといけないようだ」と笑い飛ばした。

この日、アルバーナズ監督に捕手用防具の着用を勧めたのは、対戦相手のベンチにいたマーク・コッツェイ監督だった。アルバーナズ監督は「本当に当たりそうだった。コッツェイ監督を見ると笑いながらマスクとグローブを着けろと言ってきたので、その通りにしたんだ」と笑った。アルバーナズ監督はアロンソの打席が終わると、“パフォーマンス”を終えた。

MLBドットコムはこの場面について、「2002年から2005年までエッカード大学で捕手として活躍し、2006年から2014年までタンパベイ・レイズやデトロイト・タイガースのマイナーリーグで捕手を務めたアルバーナズ監督にとっては、まるで昔に戻ったような気分だっただろう」と伝えた。

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