製作費50億円超えの超大作、韓国映画界が固唾をのむ「失敗できない」極限のプレッシャー

520億ウォンの大作『ホープ』、カンヌ招待と共に初のスチール公開

製作費50億円超えの超大作、韓国映画界が固唾をのむ「失敗できない」極限のプレッシャー
写真=プラスMエンターテインメント

『哭声/コクソン』から10年、全世界が待ち望んだナ・ホンジン監督の新作『ホープ(HOPE)』が、ついにその圧倒的な実体を現した。配給会社プラスMエンターテインメントは30日、『ホープ』の雰囲気をうかがい知ることができる初スチール6種を電撃公開し、本格的な公開カウントダウンを知らせた。

ファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨン、正体不明の存在との死闘が始まる

本作は第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門招待作に選定され、製作段階からすでにグローバル映画界の頂点に立っていることを証明した。

製作費50億円超えの超大作、韓国映画界が固唾をのむ「失敗できない」極限のプレッシャー
写真=プラスMエンターテインメント

公開されたスチールは、ナ監督特有の密度の高いミザンセーヌと緊張感をそのまま伝えている。暗い空間の中、曇った窓越しに捉えられた出張所長ボムソク(ファン・ジョンミン)の姿は、正体不明の存在に対する恐怖と警戒心をかき立てる。

続いて、鬱蒼とした森の中で銃を構える青年ソンギ(チョ・インソン)の鋭いカリスマと、破壊された村の真ん中で切迫した表情を浮かべるソネ(チョン・ホヨン)の姿は、映画が描き出す極限の状況を予感させる。ファン・ジョンミンの人間味あふれるエネルギーと、チョ・インソンの冷ややかな緊張感が一つのフレームの中で衝突して生まれるシナジーは、観客の期待感を最高潮に引き上げている。

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写真=プラスMエンターテインメント

『ホープ』は、非武装地帯近くの孤立した架空の港町「ホポ港」を舞台にする。平和だった村の郊外で正体不明の未知の存在が目撃されたことから物語は始まる。主人公たちは実体を捜索する中で村全体が破壊される危機に直面し、生き残るための凄絶な死闘を繰り広げる。

製作費50億円超えの超大作、韓国映画界が固唾をのむ「失敗できない」極限のプレッシャー
写真=プラスMエンターテインメント

ナ監督は、本作が既存のSFジャンルとは一線を画すと強調してきた。娯楽映画を超え、一言では定義できない多様で残酷、かつ悲しい物語が作品全体に溶け込んでいるという説明だ。

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写真=プラスMエンターテインメント

ナ監督はインタビューを通じて、2017年頃に頭をよぎったたった一つのシーンから、この巨大なプロジェクトが始まったことを明かしたことがある。「食堂で食事をしていると、突然奇妙なことが起こるんです。明るい光と共に。ところが、その奇妙な出来事が少し経ってからテレビのニュースで紹介される。そのシーンが頭に浮かび、この物語を構想し始めました」当時感じた奇妙な感覚を具体化するため、エイリアンの絵を自ら描くなど、インスピレーションを現実に移す作業を経た。

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写真=プラスMエンターテインメント

当初は1本の映画として企画された『ホープ』は、シナリオを練り上げる過程で膨大な物語を収めるため、3部作、あるいはそれ以上の拡張の可能性を残した大叙事詩へと変貌した。現在、第1部のシナリオが完成し撮影を終えており、ナ監督は「1部が成功してこそ、次の物語も力を得ることができる」と慎重な姿勢を見せている。

520億ウォンが投入された超大型プロジェクト…韓国映画の限界を超える

製作費の規模も韓国映画史上類を見ないレベルだ。業界によると、『ホープ』には約520億ウォン規模の製作費が投入されたという。これは、従来の韓国映画最高製作費記録であった『宇宙+人』第1部(360億ウォン)をはるかに上回る数値だ。

製作費50億円超えの超大作、韓国映画界が固唾をのむ「失敗できない」極限のプレッシャー
写真=プラスMエンターテインメント

一部では、今後展開される3部作の全プロジェクトを考慮すると、総製作費が1000億ウォンを超えるだろうという観測も出ている。韓国映画の資本とナ・ホンジンという唯一無二の演出力が結合して誕生するこの「メガプロジェクト」に、全世界の注目が集まっている理由だ。

ココナッツ編集室

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