「ルー・ゲーリック病闘病」ピエール・ドゥニ 「エミリー、パリへ行く」の俳優… 突然の悲報に悲しみの声

『エミリー、パリへ行く』でルイ・ド・レオン役として有名なフランスの俳優ピエール・ドゥニ(Pierre Deny)がこの世を去りました。27日(現地時間)、米芸能メディアのデッドラインやハリウッド・リポーターの報道によると、ピエール・ドゥニは筋萎縮性側索硬化症(ALS)、いわゆるルー・ゲーリック病との闘病の末、25日に69歳で亡くなりました。
遺族は公式声明を通じて「突然の深刻なALSの症状により、ピエール・ドゥニが私たちの元を去りました」と悲痛な心境を伝えました。

ルー・ゲーリック病と呼ばれるALSは、脳と脊髄の神経細胞が徐々に損傷する進行性の神経変性疾患です。歩行や言語、嚥下、呼吸機能などに影響を及ぼすことが知られており、現在まで完治する方法はないとされています。
故ピエール・ドゥニの訃報が伝わると、彼と『Demain nous appartient(明日は私たちのもの)』で共演した俳優のリュス・ムシェル(Luce Mouchel)は、SNSを通じて「10年以上もの時間を共にしたのに、こんなに早く別れることになるとは思わなかった」と哀悼の意を表しました。
1956年生まれのピエール・ドゥニは、1980年代にフランスの演劇舞台で活動を始めた後、テレビドラマや映画へと活動の幅を広げました。その後、『ジュリー・レスコー』や『Une femme d’honneur』など様々な作品に出演し、俳優としてのキャリアを積み重ねてきました。

特にピエール・ドゥニは、2017年から2023年まで放送されたフランスのドラマ『Demain nous appartient』で医師ルノー・デュマーズ役として500回以上出演し、現地で大きな人気を博しました。続いて『Plus belle la vie(美しい人生)』など様々な作品にも顔を見せ、精力的に活動を続け、生前出演した映画やドラマは100本以上にのぼると伝えられています。
世界中の視聴者にとっては『エミリー、パリへ行く(Emily in Paris)』を通じてより馴染み深い俳優です。彼はシーズン3から登場し、架空のラグジュアリーファッションブランドJVMAの最高経営責任者(CEO)であるルイ・ド・レオン役を演じ、強い存在感を残しました。
悲報が伝えられた後、ファンからは「あまりに突然で涙が出る」「これからは痛みのない場所でゆっくり休んでほしい」「決して忘れない」といった追悼メッセージが寄せられ、故人を偲んでいます。
数多くの作品で私たちに感動を届けてくれたピエール・ドゥニさんの訃報に、深い悲しみを感じます。彼が残した素晴らしい演技の数々は、これからも多くのファンの心の中で輝き続けることでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。

