「身の程知らずの厄介者」SFデバース、交代拒否の造反でチームに波紋

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「身の程知らずの厄介者」SFデバース、交代拒否の造反でチームに波紋
サンフランシスコのラファエル・デバースが22日、マイアミでの遠征試合9回表に四球で出塁後、交代の指示に反発している。AFP連合ニュース

サンフランシスコの「厄介者」に成り下がったラファエル・デバースが、今度は「抗命」騒動まで起こした。監督の交代指示をなかなか受け入れず、ダグアウトに下がった後も不満を隠そうとしなかった。最悪のシーズンを送っているサンフランシスコは、何とかしてデバースを放出したいと考えているが、高額な年俸と低迷する成績、そして今や「人間性」の問題まで浮上した彼を欲しがるチームがあるのかは疑問だ。

デバースは1-2とリードされていたマイアミ遠征試合の9回表、先頭打者として四球を選んで出塁した。サンフランシスコのトニー・ビテロ監督は代走を指示した。当然の選択だった。アウトカウントは残り3つで、1点がどうしても必要だった。スプリントスピードが下位20%レベルのデバースを、あえて塁上に残しておく理由がなかったからだ。



呆れたのはその次だった。デバースが激しく手を振って交代を拒否したのだ。代走の準備をしていた新人の外野手ヨナ・コックスは、困惑した表情で一塁付近をうろついていた。しばらくそうして粘っていたデバースは、結局ダグアウトへと引き下がった。それでも収まりがつかなかったのか、サンフランシスコのジェイス・ティングラー・ベンチコーチがデバースをなだめようと背中を叩こうとしたが、デバースは体をひねってそれを避けた。

試合はそのまま終了した。李政厚(イ・ジョンフ)がフライに倒れ、ウィリー・アダメスが併殺打に打ち取られた。サンフランシスコは3連敗を喫し、シーズン31勝46敗でナショナルリーグ西地区4位のままとなった。地区1位のLAドジャースとは17.5ゲーム差、ワイルドカード3位のシカゴ・カブスとも9ゲーム差がついている。サンフランシスコのシーズンは事実上終わっており、地区最下位を免れられるかどうかが関心事となっている。この日現在、サンフランシスコは地区最下位のコロラドにわずか1.5ゲーム差をつけているに過ぎない。

デバースは前所属チームのボストンでも、すでに態度問題で物議を醸していた。昨年、ボストンの正一塁手トリストン・カサスのシーズン終了が確定すると、ボストンは指名打者としてプレーしていたデバースに一塁守備を要請した。デバースはこれに激怒した。すでにポジション問題で大きな確執を抱えていたからだ。その年の初め、ボストンはアレックス・ブレグマンを獲得する際、既存の三塁手デバースを指名打者として起用すると伝えていた。デバースは球団の計画を受け入れられないと反発した。しばらく対立した末に渋々指名打者へ転向したが、その最中に再び一塁を守ってほしいと言われ、デバースは「全てのポジションをこなせるわけではない」と怒りを爆発させた。ボストン球団が何度も言うことを変えるとも主張した。

「身の程知らずの厄介者」SFデバース、交代拒否の造反でチームに波紋
サンフランシスコのラファエル・デバース。ゲッティイメージズ

デバースの態度に対しては、当時から利己的だという批判が多かった。しかし一方で、デバースが気分を害するのも無理はないと擁護する世論も皆無ではなかった。何よりも当時のデバースは結果を出していた。2024シーズンには28本塁打、83打点を記録した。2025年に球団と対立してサンフランシスコへトレードされたが、移籍前までデバースはOPS 0.9以上を記録するなど猛活躍を見せていた。米メジャーリーグ(MLB)において、デバースほどのスター選手であれば、利己的な行動もある程度許容されるのが現実だ。

しかし、サンフランシスコ移籍後のデバースは、ボストン時代の彼とは別人のようだ。昨年のトレード後、デバースは90試合で打率.236、OPS .807にとどまった。今年はさらに深刻だ。この日まで打率.238、OPSは.735に過ぎない。100をリーグ平均とするwRC+(調整得点創出能力)は103にとどまっている。今年2700万ドル(約415億ウォン)の年俸を受け取る選手が、わずかリーグ平均程度の打撃生産性しか出せていないのだ。守備への貢献が事実上ないことを考慮すれば、平均以下の選手だと言っても過言ではない。つまり、今のデバースは本来の実力はどこかへ消え去り、肥大化した「エゴ」だけが残っている状態だ。


サンフランシスコは今シーズンを「失敗」と規定し、大規模なファイヤーセールとチームの再建を計画している。ウィリー・アダメス、マット・チャップマン、ルイス・アラエスなど、高額年俸選手の大部分が放出候補だ。当然、デバースも売り払いたいところだが、そう簡単にはいかない。デバースは満36歳になる2033年まで契約が残っている。来年からは毎年2850万ドルの年俸を受け取ることになる。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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