
俳優のユ・アインが、新事務所「ビリオンズ」と手を組み、活動再開に向けた準備を進めます。麻薬類投薬の疑いで法的手続きを経てからの新たな出発であるだけに、事務所側も復帰を急ぐことよりも、信頼回復と責任ある歩みに重きを置きました。
ビリオンズは21日、ユ・アインと専属契約を締結したと発表しました。事務所側は、契約に至るまでユ・アインと何度も対話を重ね、俳優として背負うべき責任や今後の活動の方向性などについて十分に議論したと説明しました。
特にビリオンズは、単に活動を再開することに焦点を当てたわけではないと強調しました。過去の過ちを軽く流すことなく、大衆から再び信頼を得る過程を長期的な視点で見守り、共に歩んでいくという立場です。
事務所は「より良い条件や外見的な支援よりも、大衆に許しと理解を求め、信頼を築いていく過程を共に悩む誠実なパートナーが必要だった」とし、ユ・アインが自ら責任を果たせるようサポートしていくと伝えました。
今後の活動についても慎重な姿勢を見せています。ビリオンズは、ユ・アインのスケジュールや活動全般を細やかに管理し、安定した環境を整えるとともに、俳優が作品と演技に集中できるよう支援すると明かしました。また、大衆やメディアからの批判を謙虚に受け止め、必要なコミュニケーションにも積極的に取り組むとしています。
ユ・アインは2023年、プロポフォールや大麻などの麻薬類を常習的に投薬した疑いで裁判にかけられました。昨年7月の控訴審では、懲役1年、執行猶予2年の判決を言い渡されました。その後、長年所属していたUAAを離れ、G-DRAGONが所属するギャラクシーコーポレーションとの専属契約の可能性も取り沙汰されましたが、最終的にビリオンズと縁を結ぶこととなりました。
新しい事務所を見つけたユ・アインは、作品活動も準備中です。『黒い司祭たち』、『サバハ』、『破墓(パミョ)』などを演出したチャン・ジェヒョン監督の新作『ヴァンピール(Vampire)』の出演者リストに名を連ねました。『ヴァンピール』は2028年の劇場公開を目指しています。
過去の騒動を経て、新しい事務所と共に活動再開に乗り出したユ・アインが、作品や今後の歩みを通じて大衆の信頼を再び得ることができるのか、注目が集まっています。
長い沈黙を破り、再び俳優としての道を歩み始めたユ・アインさんの挑戦を静かに見守りたいと思います。過ちを真摯に受け止め、誠実な姿勢で再び観客の心に届く演技を見せてくれることを期待しています。

