
俳優イ・ジェリョンが飲酒事故を起こした直後に現場を離れ、さらに酒を飲むいわゆる「酒盛り(飲酒工作)」の手法を用いて飲酒測定を妨害した疑いなどで裁判にかけられた。

3日、MBCの報道によるとイ・ジェリョンは道路交通法上の飲酒運転および事故後の未措置容疑に加え、飲酒測定妨害の容疑が追加適用された状態だ。初公判は来る10月16日、ソウル中央地方裁判所刑事10単独(イ・ジェウク部長判事審理)にて行われる予定であり、被告人出廷義務に従い、イ・ジェリョン本人も法廷に直接姿を現す見通しだ。

事件は去る3月6日の夜に発生した。当時、イ・ジェリョンは飲酒状態で車両を運転し、ソウル江南区清潭駅付近で中央分離帯に衝突した。修理費約300万ウォン相当の被害が発生する重大な事故であったにもかかわらず、彼は特段の現場対応をすることなくその場を離れた。その後、イ・ジェリョンは事故発生から約20分後の午後11時23分頃、近隣の食堂へ移動し、約50分間にわたって焼酎を追加で飲んでいたことが判明した。警察はこれを、取り締まりや飲酒数値の測定を攪乱するための意図的な行為と判断した。事故発生から約3時間後に知人宅で逮捕された彼は、初期の警察調査では飲酒運転の事実を否定していたが、「焼酎を4杯飲んで運転し、中央分離帯と軽微に接触しただけだと思った」と供述を翻した。
調査当時、イ・ジェリョン側は「予定されていた席に参加して蒸留酒を飲んだだけで、取り締まりを避けるために酒を追加で飲んだわけではない」という趣旨で容疑を否認していた。しかし、食堂の関係者たちは、彼が顔を隠して来店し、すでに酔っている状態で知人と対策を話し合ったり、しきりに電話をかけ続けていたと証言しており、状況からして疑惑を深めている。

これまでイ・ジェリョンの飲酒に関連する法的な物議は今回が初めてではない。彼は2003年に飲酒測定拒否で運転免許が取り消された経緯があり、2019年には泥酔状態で江南区内のボウリング場の看板を損壊させ、財物損壊容疑で立件された後に起訴猶予処分を受けた前科がある。


