「出演料アップ」を要求しても批判されないのはなぜ?韓国の実力派女優キム・ソンヨンが私財を投げ打って守り続ける「ある夢」

Google検索で優先ソースとして追加

Google検索でこの記事が届きやすくなります。

「出稼ぎで儲けたか?毎回出演料増額要求…批判されない女優の正体」
出典:ウーマンセンス

テレビドラマや映画で圧倒的な存在感を放つ韓国の名バイプレーヤー、女優キム・ソンヨン。大衆や業界の前でも「もっと稼がなければならない」と公言し、自身の出演料や価値を高める交渉を厭わないことで知られています。一見すると金銭への執着とも受け取られかねない行動ですが、その裏には利己的な欲望ではなく、演劇の舞台と志を共にする仲間たちへの深い愛情が隠されていました。

「出稼ぎで儲けたか?毎回出演料増額要求…批判されない女優の正体」
映画『セジャマエ』インタビュー写真

## キム・ソンヨンが「出演料」にこだわる背景と劇団「ナベ」の存在

キム・ソンヨンが金銭にこだわる最大の理由は、夫である映画監督イ・スンウォンと共に設立・運営してきた劇団「ナベ(나눔と배풂の頭文字から、分かち合い、施すという意味)」にあります。

韓国演劇の聖地として知られるソウルの「大学路(テハンノ)」は、多くの才能が集まる一方で、財政的に極めて厳しい環境としても知られています。劇団「ナベ」も例外ではなく、政府や自治体からの劇団支援金申請には何度も落選。公演を行う場所は、わずか15坪ほどの劣悪な地下空間という厳しいスタートでした。

しかし、キム・ソンヨンはこの舞台と同僚たちを決して諦めませんでした。彼女はドラマや映画に精力的に出演して資金を稼ぎ、その全額を劇団の制作費に投入。自身はノーギャラで舞台に立つなど、劇団の維持に奔走しました。

## 実力派俳優チョン・ウソンも動かした情熱と支援

彼女たちの真摯な取り組みは、韓国を代表するトップ俳優であるチョン・ウソンの心をも動かしました。

ある日、劇団「ナベ」の公演に足を運んだチョン・ウソンは、劣悪な環境ながらも熱量あふれる舞台に深く感銘を受けました。終演後、チョン・ウソンはキム・ソンヨンに対し「より良い劇場で公演するためには、いくら必要ですか?」と問いかけ、次の公演の劇場使用料を全額自ら負担することを申し出たのです。この温かい支援により、所属俳優たちは初めて、設備が整った快適な舞台で演じる喜びを経験することとなりました。

## 利益は全員で均等分配、目指す「ギャラ1,000万ウォン」の夢

さらに周囲を驚かせたのは、劇団の運営方針です。キム・ソンヨンは制作費の100%を自身で負担しているにもかかわらず、公演から得られた利益は参加した劇団員全員と均等に分配しています。

メディア活動を通じて自身の出演料引き上げを求める真の目的は、自身の富や名声のためではなく、厳しい環境下でも夢を追い続ける後輩演劇人たちに、より多くの機会と適切な対価を提供するためだったのです。

キム・ソンヨンには、今も胸に抱き続けている目標があります。それは「1ヶ月間、演劇公演に集中し、所属する俳優たち全員にそれぞれ1,000万ウォン(約110万円)の出演料を支払うこと」です。

「もっと稼がなきゃ」という言葉の裏にある彼女の情熱。それは個人の成功ではなく、志を共にする仲間たちと同じ舞台に立ち、共に喜びを分かち合うという、真の芸術家としての強い信念に基づいています。こうした私心のない姿勢に対し、韓国国内のファンやネット上からは「これこそ真のメンターであり芸術家」「彼女の出演作はこれからも応援し続けたい」といった好意的な声が数多く寄せられています。

「出稼ぎで儲けたか?毎回出演料増額要求…批判されない女優の正体」
出典:カンエンタテインメント
Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
8,074 articles publishedExpertise: kpop, 韓国芸能, world sports
タイトルとURLをコピーしました