
インラインスケートでの配達に挑戦した元代表選手
ショートトラックの元韓国代表として活躍したクァク・ユンギが、自身のYouTubeチャンネル「꽉잡아윤기」にて、インラインスケートを活用した配達アルバイトに挑戦する企画を公開しました。「元国家代表がインラインスケートで配達をすれば、効率よく稼げるのか」という疑問を検証するため、実際にソウルの市街地を駆け巡りました。

動画の中でクァク・ユンギは、時速50kmを超える自身のインラインスケート技術を駆使して配達業務に挑む意欲を見せました。しかし、実際の業務はプロのアスリートにとっても厳しいものでした。

配達業務の厳しい現実と収支報告
挑戦の舞台となったブルグァンやマンウォン、サンス周辺は、急な坂道や階段が多く、インラインスケートでの移動には多大な労力を要しました。8時間にわたり計15件の配達を完遂したものの、その対価は厳しい現実を突きつけるものでした。
総額3万4,450ウォンの報酬を得たものの、活動にかかった経費2万8,350ウォンを差し引くと、最終的な手取りはわずか6,100ウォンとなりました。時給換算で1,000ウォンを下回るこの結果は、配達業務の労働環境がいかに過酷であるかを浮き彫りにしました。なお、韓国国内の法規制により、配達手段は徒歩や自転車、オートバイ等に制限されているため、今回のインラインスケート企画は事前許可を得た上で実施されています。
労働者への敬意と今後の活動

体験を終えたクァク・ユンギは、運動と生活費のためのアルバイトを両立させながらオリンピックを目指す選手の苦労に改めて敬意を表しました。2010年バンクーバーや2022年北京冬季オリンピックで銀メダルを獲得した元トップアスリートが、労働現場の厳しさを体感したことは、視聴者からも多くの共感を集めています。
2023年4月に30年間の選手生活に終止符を打ったクァク・ユンギは、現在、自身のYouTubeチャンネルや各種メディアを通じてファンとの交流を深めています。現役時代同様、引退後も新しい試みに果敢に挑む彼の姿勢は、多くの人々に感動を与えています。


