
台湾の有名女優であるシャオウェイシンが、インドネシアの観光地バリ島でタクシー運転手から強制的に現金を要求されるという、緊迫したトラブルに遭遇したことを告白し、国内外で大きな波紋を広げています。
バリ島旅行中に発生した予期せぬトラブル

現地時間20日、シャオウェイシンは自身のSNSアカウントを通じ、バリ島での休暇中に経験した恐怖の瞬間を詳細に明かしました。彼女は「バリ島に到着した後、信頼性の高い現地の公式配車アプリを使ってタクシーを呼びました」と当時の経緯を振り返りました。このアプリはあらかじめクレジットカード情報が登録されており、乗車完了後に自動決済が行われるシステムを導入していました。しかし、目的地に到着して車を降りようとした瞬間、事態は急変しました。
目的地到着直後、閉ざされた車内で金銭を要求される恐怖

シャオウェイシンによると、目的地に到着して車が停止した直後、運転手は突然車のドアを内側からロックし、彼女を振り返って「現金を支払え」と要求したといいます。突然の出来事に驚いた彼女は「すでに配車アプリ経由で決済が完了しているのに、なぜ現金を支払う必要があるのか」と冷静に問い詰めたものの、運転手は「手元のシステムに支払い完了の履歴が反映されていない」と頑なに主張を曲げませんでした。
逃げ場のない閉ざされた車内で、身の危険を強く感じたシャオウェイシンは、トラブルの長期化を避けるために最終的に財布を開く選択をしました。当時、彼女の手元には10万ルピア(日本円で約960円)しかありませんでしたが、運転手はその大半を回収し、お釣りとして5万ルピア(約480円)のみを渋々返却したといいます。
結果として、本来の料金である2万5,900ルピア(約250円)の倍以上を支払う形となり、現金を渡した後にようやく解放されました。シャオウェイシンは「降車後、すぐに配車アプリのカスタマーセンターへ被害を報告し、二重で決済されたカード支払い分については返金対応を受けることができた」と報告しています。この出来事が広く知れ渡ると、ネット上では「車内のドアを閉めて降車させない行為は脅迫であり、重大な犯罪行為だ」といった批判の声が殺到しました。また、一部のユーザーからは「同様の被害に遭った場合は現場で無理に対抗せず、安全を第一に避難してから警察やカスタマーセンターに速やかに報告すべきだ」とのアドバイスも寄せられています。
実力派女優シャオウェイシンの経歴と海外旅行における注意点

1986年生まれのシャオウェイシンは、国立台湾芸術大学の舞踊学部を卒業した優れた経歴を持ちます。2008年に台湾の人気バラエティ番組『大学生了嗎』への出演を機に知名度を上げ、その後はドラマ『一針見血』『女軍長』『家南傳』など数々の作品に出演。卓越したダンススキルと軽快なトーク力で、長年にわたり多方面で活躍を続ける実力派として知られています。
東南アジアなどの主要観光地では、近年スマートフォンの配車アプリ(GrabやGojekなど)の普及により、明朗会計かつ安全な移動が可能になりつつあります。しかしその一方で、アプリのシステムに不慣れな観光客を狙い、決済完了後に追加で現金を要求する「二重請求」のトラブルも散発しています。見知らぬ土地でのトラブルに遭遇した際は、本件の対応のように極力冷静さを保ち、まずは個人の安全を最優先に確保したうえで、事後的にカスタマーサポートや現地当局へ通報することが重要です。


