
韓国の人気実力派俳優シン・ヒョンジュンが、韓国映画界を代表する大先輩であり「国民俳優」と称された故アン・ソンギ氏に対する深い追慕の念を明かし、人々の感動を呼んでいます。
俳優シン・ヒョンジュン、SNSで明かした大先輩への尽きぬ追慕の念

シン・ヒョンジュンは8日の午前中、自身のSNSを通じて「今日はアン・ソンギ先輩のスクリーン上の笑顔を見つめながら、共に過ごした時間や、伝えきれなかった感謝の気持ちを改めて噛みしめる時間を過ごしました」と投稿し、1枚の写真を公開しました。
公開された写真には、第31回釜山国際映画祭(BIFF)で開催されたアン・ソンギ氏の特別上映イベントのステージ上で、大型スクリーンに映し出された故人の温かい笑顔を背にマイクを握るシン・ヒョンジュンの姿が写し出されています。生前、数多くの後輩俳優たちを温かく支え、精神的支柱となっていたアン・ソンギ氏とシン・ヒョンジュンは、韓国芸能界の中でも特に深い絆で結ばれていたことで知られています。
シン・ヒョンジュンはさらに、「先輩のその温かさと謙虚さを、これからも長く心に刻んでいきます。今日、先輩を懐かしく思うこの日、先輩と共にいられたことがどれほど大きな祝福だったのか、あらためて感じています」と綴り、「尊敬しています。愛しています。そして、本当にとても会いたいです」と思いを語りました。この投稿に対し、ファンからは「あなたもまた、周囲を温かく包み込む素晴らしい俳優です」といった応援のメッセージが寄せられ、シン・ヒョンジュンも感謝の意を示す返信を行うなど、温かい交流が見られました。
釜山国際映画祭で企画された特別上映と「国民俳優」の足跡

先月開幕した今年の釜山国際映画祭では、故人を偲ぶ特別企画「美しい時代、アン・ソンギ」が用意されました。長年にわたり闘病生活を送っていたアン・ソンギ氏の訃報に接した際も、シン・ヒョンジュンはすぐさま斎場へ駆けつけ、最後のお別れを告げていました。
アン・ソンギ氏は1957年の映画『黄昏列車』での子役デビュー以来、2023年公開の映画『ノリャン:死の海』(特別出演)に至るまで、約170本もの作品に出演し、韓国映画の発展に多大なる貢献をしました。また、2005年から2015年まで釜山国際映画祭の副執行委員長を務め、開閉会式の司会を8回も担当するなど、名実ともに映画祭の顔として尽力した歴史があります。韓国において「国民俳優」という称号は、単に演技力が秀でているだけでなく、その人格や業界への貢献度が極めて高い人物にのみ贈られるものであり、アン・ソンギ氏の存在はその象徴と言えます。
『天国の階段』テファ役でも知られるシン・ヒョンジュンの近況

一方、シン・ヒョンジュンは日本でも大ヒットを記録した不朽の名作ドラマ『天国の階段』のハン・テファ役などで知られ、今なお高い人気を誇る韓国俳優です。最近では同作が南米地域で再ブームを巻き起こしたことを受け、現地でファンミーティングを開催するなど、グローバルな活動を続けています。
彼はこれまで、ドラマ『アイロン家族』『花嫁衣装』『天国の階段』をはじめ、映画『裸足のギボンイ』『家門の危機』『殺し屋たちの対話』『銀杏のベッド』など、ジャンルを問わず幅広いキャラクターを演じ分けてきました。韓国の映画界を牽引した先達への敬意を胸に、自身の芸術の道を歩み続けるシン・ヒョンジュンの今後の活動にも、国内外から多くの期待が寄せられています。


