「李承晩役の名優」故クォン・ソンドク氏、没後2年を迎える 食道がんと闘い続けた生涯を振り返る

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故クォン・ソンドク氏、没後2年を迎えて

「李承晩専門俳優」故・権成徳さん、食道がん闘病の末に逝去…きょう13日で没後2年
俳優の故クォン・ソンドク。/シンシカンパニー

故人の素晴らしいご活躍と演劇界への多大な貢献を、改めて心に刻みたいと思います。これからもその遺志と残された作品は、多くの人々の心の中で生き続けることでしょう。

韓国演劇界の重鎮であり、映像作品でも多大な功績を残した俳優、故クォン・ソンドク(権成徳)氏がこの世を去ってから2年が経過しました。クォン氏は2022年10月13日、食道がんとの長きにわたる闘病の末に84歳で逝去されました。韓国芸能界において、その深い洞察力に裏打ちされた演技は今なお多くの関係者やファンから追悼の念を集めています。

経歴と「李承晩役」の代名詞

1940年に全羅南道羅州(ナジュ)で生まれたクォン氏は、1960年代から俳優としての道を歩み始めました。特に1972年には国立劇団に入団し、20年以上にわたって中核メンバーとして活動。1994年から1995年には国立劇団の団長を歴任するなど、韓国演劇界の発展に大きく貢献しました。

また、大衆的な認知度を高めるきっかけとなったのは、韓国の初代大統領である李承晩氏の役柄です。その容姿の酷似から『野人時代』(SBS)、『英雄時代』(MBC)、『ソウル1945』(KBS 1TV)といった歴史ドラマにおいて同役を熱演し、「李承晩専門俳優」としての地位を不動のものにしました。韓国の歴史ドラマにおいて、特定の歴史的人物に深い説得力をもたらす俳優の存在は、作品の完成度を左右する重要な要素として高く評価されています。

闘病と芸術への情熱

クォン氏の俳優としての姿勢は、過酷な闘病生活の中でも揺らぐことはありませんでした。2016年、演劇『ハムレット』の準備中に食道がんの診断を受け一度は降板を余儀なくされましたが、病に屈することなく2018年には『ロムルス大帝』で復帰を果たしました。さらには、2022年に再び『ハムレット』の舞台で墓掘り役を演じ、最期まで観客と対面し続けることを選択しました。

演劇界への多大なる貢献

生前、180本余りの演劇舞台に出演したクォン氏は、東亜演劇賞を2度受賞したほか、韓国演劇芸術賞、李海浪(イ・ヘラン)演劇賞、韓国芸術評論家協議会最優秀芸術人賞など、数多くの権威ある賞を受賞しています。これらの賞は、韓国演劇界における彼の功績がいかに巨大であったかを裏付けています。彼が遺した数々の名演は、これからも韓国の舞台芸術の歴史の中で色褪せることなく、後進の模範として語り継がれていくことでしょう。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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