
還暦を迎えた本木雅弘が語る結婚の舞台裏
俳優の本木雅弘さんが還暦を迎え、妻であるエッセイストの内田也哉子さんとの結婚に至るまでの知られざるエピソードを明かしました。正式な交際期間を経ずにプロポーズに至ったというドラマのような展開が、大きな注目を集めています。

運命を変えた出会いとプロポーズの言葉
月刊誌『文藝春秋』のインタビューに応じた本木さんは、妻の也哉子さんをはじめ、義父であるロックミュージシャンの内田裕也さん、義母である女優の樹木希林さんとの思い出を回想しました。
二人の出会いは、内田裕也さんが脚本・主演を務めた映画『魚からダイオキシン!!』の食事会でした。当時15歳だった也哉子さんと偶然同じ席になった本木さんは、一人で静かに食事をしていた彼女に「あなたも飲む?」と声をかけたことがきっかけで交流が始まりました。

その後、スイスへ留学していた也哉子さんと手紙のやり取りを重ね、約2年後に本木さんはプロポーズを敢行しました。その際、「白髪になったあなたの姿を想像でき、そんなあなたが愛おしく感じられると思う。今でなくても、いつか結婚という選択肢が現れた時に、私もそこに入れてほしい」という真摯な思いを伝えたといいます。特筆すべきは、このプロポーズに至るまで、二人の間にいわゆる「交際期間」は存在しなかったという点です。
婿養子という決断と家族の絆
1995年、本木さんが29歳、也哉子さんが19歳の時に二人は挙式しました。当時、内田家という特別な家庭環境から、本木さんは婿養子として家に入りました。これは義母・樹木希林さんの「内田家の姓を継いでほしい」という強い願いを本木さんが受け入れたことによる決断です。
本木さんは当時を振り返り、「今なら批判の対象になっていただろう」と述べていますが、このユニークな結婚形態は二人の深い信頼関係を築く礎となりました。日本では古くから「婿入り」の文化が存在しますが、名門一家という背景の中でそれを受け入れた本木さんの姿勢は、当時のメディアでも大きな驚きをもって迎えられました。

長男UTAの俳優デビューと芸能一家の継承
埼玉県で15代続く農家の次男として生まれた本木さんは、14歳でドラマ『3年B組金八先生』で芸能界入りし、シブがき隊としてトップアイドルに駆け上がりました。その後は確固たる地位を築く俳優として第一線で活躍しています。
今年7月には、長男のUTAさん(29)がNetflixシリーズ『ガス人間』で本格的に俳優デビューを果たしたことも話題となりました。時代の枠を超えて受け継がれる本木家の家族の絆は、多くのファンから温かい視線を注がれています。


