洪川(ホンチョン)イチョウの森、1985年から育ててきた4万㎡の秋の旅

江原特別自治道洪川郡の内面(ネミョン)、深い山の麓には、1年365日のうち10月の1ヶ月間だけ門を開放する特別な空間があります。約4万㎡(1万2千坪)の敷地に2,000本以上のイチョウがぎっしりと植えられた洪川イチョウの森は、個人の私有地でありながら、毎年秋になると全国から10万人以上の訪問客が訪れる代表的な秋の名所です。
洪川イチョウの森

洪川イチョウの森は、1985年に農場の主人が慢性胃腸病に苦しんでいた妻の快癒を願い、三峰(サンボン)薬水近くの広い土地にイチョウの苗木を一本ずつ植え始めたことから始まったと伝えられています。約25年間、外部に公開されることなく大切に育てられ、2010年に口コミで広まり、10月の1ヶ月間限定で無料開放されるようになりました。ここのイチョウは実を結ばない雄木が大部分を占めているため、秋のイチョウ特有の悪臭がなく、快適に黄色い紅葉のトンネルを散策できるのが特徴です。
5m間隔の碁盤目状の配置

イチョウの森の中に入ると、5m間隔で一定に格子状に並び、真っ直ぐに伸びた木々が整然とした絶景を演出しています。傾斜がほとんどない平坦な土の散策路として整備されているため、高齢者や子供連れの家族でも快適に歩くことができます。10月中旬以降に見頃を迎えると、枝の黄色い葉だけでなく地面まで黄金色の絨毯のように敷き詰められ、森全体が黄色に染まる黄金色の秋の旅先に出会うことができます。
洪川イチョウの森の場所

訪問前に確認すべき現地利用情報です。10月の開放期間中のみ期間限定で運営されるため、訪問日を事前にチェックすることが必須です。
住所:江原特別自治道洪川郡内面九龍嶺路6864(広院里686-4)
開放期間:毎年10月1日~10月31日(10月の1ヶ月間開放)
運営時間:毎日10:00~17:00(17:00以降は立ち入り禁止)
入場料および駐車料金:完全無料
訪問のヒント

秋の開放期間中は週末ごとに進入路で大規模な渋滞が発生するため、できるだけ平日の午前中や開場直後の午前10時前に到着するのがスムーズです。森近くの臨時駐車場に車を停めて入り口まで歩いて移動でき、入り口の道路脇では地域住民が直接栽培した江原道の農特産物や郷土料理を味わえる臨時市場が開かれます。
観覧後は約3km離れた天然記念物の三峰薬水や国立三峰自然休養林を併せて訪問すると、より充実した一日のコースを組むことができます。30年の真心と一人の夫の想いが積み重なって完成した洪川イチョウの森で、10月にしか味わえない黄金色の癒やしの散策を楽しんでみてください。

