パク・シニャン、空白期を振り返り「甲状腺
に問題が生じて起き上がれない状態にまで至った」
「ドアをしっかり開けて描くべきだったのにそうできなかったせいでまた倒れてしまった」

俳優パク・シニャンが、長い空白の背景となった健康問題と画家の道へ進むきっかけを自ら明かした。その中で絵を描いて倒れた経験にまで触れ、多くの人々の心配を買った。 先月23日に公開されたチャンネル「セバシ講演」の映像で、パク・シニャンは俳優ではなく画家として舞台に立ち、自身の過去を淡々と語った。彼は「13~14年ほど絵を描いてきた。私はこれまで撮影に一生懸命取り組んできた」と前置きした後、突然訪れた健康異常について言及した。
パク・シニャンは「そうしているうちに腰も何度も傷めて手術を受け、甲状腺に問題が生じて起き上がれない状態にまで至った」と明かした。続けて「以前、甲状腺やホルモンについて聞くたびに『そんなものは精神力で乗り越えられるんじゃないか?』と思っていたが、実際に自分が経験してみると本当に申し訳なく思った。 体を自分で支えられないほど深刻なことだと知った」と当時感じた心境を率直に打ち明けた。また彼は「呆然とした。体を起こさなければいけないのに起き上がれない状態で10年以上の時間が過ぎてしまった」と伝えた。

続けて「『明日になれば良くなるだろう』『気持ちを立て直せば大丈夫だろう?』と長く考えていたが、体が動かない経験をしました」と付け加えた。彼は「そうしているうちに、自分の中にある感情に気づきました。それは『懐かしさ』でした」と打ち明けた。 パク・シニャンは「誰かがとても恋しくて、あまりにも強烈に恋しいので、自分自身も『なぜ自分にこんな感情があるのか?』と疑問が膨らむほどだった」と告白した。
その切なさの正体を知りたかった彼は、ある日初めて筆を執ったという。パク・シニャンは「それまで絵を描いたことは一度もなかった。 その日何枚か絵を描き、その日から夜を徹して過ごした。3年が過ぎ、5年、7年と徹夜を続け、ついには10年も夜を徹するようになった」と回想した。しかし「そうしているうちにまた倒れてしまった」と語り、「絵の具の毒と絵の具洗浄剤に毒性があったため、窓をしっかり開けて描くべきだったのに、そうできなかったせいでまた倒れてしまった」と伝え、痛ましい思いをさせた。
健康を脅かすほど絵に没頭したが、肝心の懐かしさの答えは簡単には見つからなかった。彼は「私を包み込むこの懐かしさが何なのか、とても気になった。でもどこにも聞いてみる場所がなく、それが本当にもどかしかった」と吐露した。 パク・シニャンは「そんな(自分の)姿がロバのようだった。だから最初は友人の顔を描いていたが、やがて自分の姿のようなロバを描き始めた」と語った。こうして長い闘病と空白の時間に始まった絵は、彼にとってもう一つの人生となった。俳優としてスポットライトを浴びていた時代とは異なる方法で、パク・シニャンは自らを癒し、感情を探求する時間を続けていた。

