中東諸国、韓国に「天弓-Ⅱ」の緊急需要を要請「輸送
などを考慮すると時間がかかるのは避けられない」「早期
納品などを要請し協議中」

中東地域の軍事的緊張が高まる中、韓国にも波及している。イランの反撃が本格化すると、中東諸国が自国保護のため韓国製中距離地対空誘導兵器「天弓-Ⅱ」の緊急調達を要請したのだ。 5日のアジア経済報道によると、政府高官は「天弓-IIを輸入したアラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、イラクは契約品について緊急調達を。カタールなどは新規契約と同時に早期納品などを要請し協議中」と伝えた。
UAEは2022年1月に天弓-Ⅱ10個砲隊の導入を決定し、当時早期の戦力化を望んでいたUAEは契約から3カ月後に韓国空軍に配備されていた天弓-Ⅱ1個砲隊を優先的に引き渡した。 その後、今年1基が追加配備され、現在計2基が戦力化された状態だ。UAEは最近のイランの攻撃に対応する過程で多数の迎撃ミサイルを使用したと伝えられている。これを受け、残る8基の早期納入を要請している状況だ。

ただし政府関係者は「直ちに生産量を増やせないため、韓国空軍に配備済みまたは配備予定の数量を考慮中」との立場を明らかにした。続けて「早期納入が決定されても輸送などを考慮すると時間がかかるのは避けられない」と付け加えた。先月28日(現地時間)、米国はイスラエルと共に電撃的な空爆作戦を展開し、イラン最高指導者ハメネイを排除した。 この空爆により、37年間続いたハメネイの統治は突然幕を閉じることとなった。イラン当局は国営放送を通じてハメネイの死亡事実を発表し、40日間の国家哀悼期間を宣言した。トランプ氏も同日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「史上最も邪悪な人物の一人であるハメネイが死亡した」と公式に発表した。
続けて「イラン国民が祖国を取り戻す最大の機会が訪れた」と付け加えた。 トランプはハメネイが「我々の精巧な情報網と追跡システムを逃れられなかった」とし、「イスラエルとの緊密な協力を通じて、彼と共に殺害された他の指導者たちには何もできなかった」と伝えた。このようなイラン情勢の中、韓国外交部は先月3日(現地時間)、イランに滞在していた韓国人23人がトルクメニスタンへ安全に移動したと明らかにした。 避難者には在留同胞だけでなく、一部の公館員と公館員家族10数名も含まれていたと伝えられた。また他国籍の同胞と避難者の家族であるイラン国籍者一部も共に国境を越えた。現地インターネット網が事実上麻痺した状況でも、駐イラン大使館は別途通信網を活用し、撤収人員と外交部本部間の連絡を維持しながら避難を進めたと伝えられている。

