尹氏、獄中の苦難に言及し「獄
中の苦難を乗り越えることが」…「主
が最も喜ばれることだと信じている」

尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が獄中のメッセージを通じて宗教的信念を強調した。その中で、自身が置かれた状況を「獄中の苦難」と例え、注目を集めている。 尹前大統領の代理人団として活動してきたペ・ウィチョル弁護士は、去る19日、SNS(ソーシャルメディア)を通じて、18日にソウル拘置所で尹前大統領と面会したと明らかにした。当該投稿の中で彼は、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領との面会中の言葉をそのまま書き留め、皆さんに伝える」と切り出した。
ユン前大統領の面会時の発言によると、彼は「ヨム・ボヨン牧師の著書『キングダム・インサイト』を深く感銘を受けて読んだ」と語った。その上で、「神の主権と聖書の御言葉を知りたいと願う若者たちにとって、これほど良い道しるべはないと思えるほど大きな感動を受け、何度も読み返した」と強調した。 続いて同書を推薦し、聖書の節を引用した。彼は「霊的な戦い」という言葉と共に、「私たちの戦いは、闇の支配者たち、悪と偽りの霊たちを相手にしているからだ」と力説した。
また、信仰の意味についても自身の考えを明らかにした。彼は「だから、神を信じるということは、単に天国行きのチケットを受け取るということではない。『偽りの福音』に立ち向かい、『主の真理』のために戦うことだ」とし、「したがって、教会は慰めの場を超えて、次世代を真理で武装させる場にならなければならない」と主張した。 ユン前大統領は、苦難と信仰を結びつけて説明もした。彼は「彼は神の子であるが、受けた苦難によって従順を学び、完全な者となられた。それゆえ、従順なすべての人にとって、永遠の救いの源となられたのである」と聖書の箇所を引用した。

特にユン前大統領は、「苦難に服従することが信仰の証であり、救いの鍵である」と伝えた。 最後に、ユン前大統領は現在の状況に対する自身の立場を明らかにした。ユン前大統領は「だからこそ、私は獄中の苦難を乗り越えることが、主が最も喜ばれることだと信じている」と率直な思いを語った。彼は「苦難の中にある皆さん。共に祈り、力を出しましょう。復活の主は皆さんを勝利へと導き、正義と主権を必ず回復させてくださるでしょう」と述べ、自身の信仰的な確信を示した。
一方、ソウル中央地裁刑事合議33部(イ・ジングァン部長判事)は去る17日、ユン前大統領に対する政治資金法違反の疑いに関する事件の初公判を行った。 ユン前大統領はキム夫人と共謀し、2021年6月から2022年3月まで、ミョン某氏から計58回にわたり約2億7000万ウォン相当の世論調査を無償で提供された疑いがかけられている。また、ミョン某氏も同様に、ユン前大統領夫妻に世論調査を無償で提供した疑いが持たれている。
特検チームは、ユン前大統領が政治資金法違反により取得した犯罪収益が約1億3720万ウォン規模に達すると見ている。また、特検は、無償で提供された世論調査の見返りとして、2022年の国会議員補欠選挙において、ミョン某氏と親しいキム・ヨンソン元「国民の力」議員が公認を受けられるよう影響力を行使したと判断している。
また、同日の公判でユン前大統領の弁護人は、「起訴状には58回の世論調査が提供されたと記されているが、特検と検察・警察が突き止めたのは実際には14件に過ぎない」と反論した。その上で、「受信者を見ると、キム夫人やユン前大統領にのみ提供されたのは3回に過ぎず、残りは10人以上の政治家に同時に提供された」と説明した。

