
俳優シン・ジェハが、演劇『ラッキー考試院』を通じて青春の成長痛を描き出した。
シン・ジェハは、去る5日にソウル大学路(テハンノ)の地球人アートホールで幕を下ろした演劇『ラッキー考試院』で「ナ・インギ」役を演じ、7年ぶりの演劇復帰を成功裏に終えた。
『ラッキー考試院』は、それぞれの失敗と傷を抱えて集まった人物たちが、同じ空間の中でぶつかり合い、寄り添いながら、「幸運」だと信じていたものが結局は「幸福」の別の名前であることに気づいていく過程を描いた作品である。北漢山(プッカンサン)の麓にあるタルトンネ(高台の貧困地域)の考試院という現実的な空間の中で、青春の挫折と回復、愛と連帯の感情を繊細に盛り込み、深い余韻を届けた。
劇中、ナ・インギは詐欺に遭ってすべてを失い、ラッキー考試院に入った人物で、人々との関係の中で再び生きていく勇気を学んでいった。特に、人生の不安と傷を抱えながらも、他人に先に手を差し伸べる温かい一面で、観客に温もりを伝えた。
特に『ラッキー考試院』は、シン・ジェハが2019年の『オールモスト・メイン』出演以来、約7年ぶりに立った演劇の舞台であり、より一層意味深いものとなった。シン・ジェハは失敗に直面した青春の素顔をディテールに描き出し、笑いと共感の両方を掴んだ。舞台の上でより深まった感情演技により、安定したキャラクター消化力を証明し、俳優としてのスペクトルをまた一歩広げた。
シン・ジェハは所属事務所を通じて、「舞台に対するときめきと緊張が共存する時間でした。舞台ではすべてを解き放って楽しめという言葉を教わりましたが、今回の作品を通じてその意味を心から感じることができました」とし、「『ラッキー考試院』が観客の皆様にとって、温かく長く記憶に残る作品であったことを願っています。会場をいっぱいに埋め尽くしてくださったすべての観客の皆様に感謝いたします」と感想を伝えた。

