ミュージカル「ハーグ」出演の背景を語る
「南北分断…真の光復ではない」
「俳優は選ばれる職業」との告白も

俳優のソン・イルグクが、韓国の歴史に触れながら自身の信念を語った。8日、ソウル鍾路区東崇洞の大学路ユニプレックス1館にて、ミュージカル「ハーグ」のプレスコールが行われた。この日の現場には、グループgodのメンバーであるキム・テウプロデューサーをはじめ、パク・ジヘ演出家、ソン・イルグク、オ・マンソク、クム・ジュンヒョン、カン・スンシク、イ・セオンらが参加した。
劇中で李相卨(イ・サンソル)役を演じるソン・イルグクは、作品への参加に関する個人的な背景を明かした。彼は「家系の歴史的背景と重なるため、この作品は私にとって当然の選択だった」とし、「記念事業や顕彰活動に関心を持ってきただけに、このような作品に参加するのは自然なことだ」と伝えた。続いて「10年以上、大学生たちと共に抗日遺跡地や高句麗の遺跡地を巡りながら勉強してきた」とし、「李相卨先生ゆかりの場所も直接訪れてきたので、より一層意味が深い」と付け加えた。
また、ソン・イルグクは作品が伝えるメッセージについて「韓国は南北分断の状態にあるため、まだ真の光復(解放)が成し遂げられたとは思っていない」とし、「東北工程や歴史歪曲問題が深刻な状況において、私たちが歴史を正しく知り、備えなければならないと考えている」と強調した。

彼は「俳優は選ばれる職業であるため、ドラマに長く出演できなかった理由もあった」とし、ドラマや映画よりも舞台に立つことが多い理由を明かした。特にソン・イルグクは「歌が簡単ではなく、後輩たちについていくことにプレッシャーを感じることもある」とし、「俳優として簡単な選択ではなかったが、この作品を通じて多くのことを学んでいる」と打ち明け、注目を集めた。
ソン・イルグクが出演するミュージカル「ハーグ」は、1907年のハーグ密使事件を基に、大韓帝国の外交的な叫びと独立の意志を描いた作品で、大学路ユニプレックス1館で上演中である。
一方、ソン・イルグクは1998年にMBC第27期公開採用タレントとしてデビューし、『TV小説 人生画報』、『ボディガード』、『砂漠の泉』など多様な作品に出演した。特に2005年放送のKBSドラマ『海神 -HESHIN-』、2006年放送のMBC大河ドラマ『朱蒙(チュモン)』で大きな人気を博し、スターダムにのし上がった。また、彼は独立運動家キム・ジャジン将軍の曾孫であり、キム・ドゥハン元国会議員の孫、俳優出身のキム・ウルドン元国会議員の息子としても知られ、話題を集めたことがある。

