故キム・チャンミン監督事件の容疑者、拘束も出国禁止もなし…不十分な捜査をめぐる論争拡大

故キム・チャンミン監督事件の容疑者、拘束も出国禁止もなし…不十分な捜査をめぐる論争拡大

故キム・チャンミン監督傷害致死事件の容疑者らが、事件発生後、出国制限措置なく自由に活動していた事実が伝わり、論争が激しくなっています。

23日、ヘラルド経済の単独報道によりますと、捜査当局が事件発生後、約2ヶ月間にわたり、容疑者らの身柄確保はもちろん、基本的な出国禁止措置さえ取っていなかったことが明らかになりました。

故キム・チャンミン監督事件の容疑者、拘束も出国禁止もなし…不十分な捜査をめぐる論争拡大

先に、昨年10月20日、京畿道九里市の飲食店で発達障害のある息子と食事をしていたキム監督は、口論となった20代男性の一行から無差別暴行を受けました。彼は事件直後に病院へ搬送されましたが、結局死亡し、遺族は故人の意思に従い臓器提供を決定、心臓、肝臓、両腎臓で4人の命を救いました。

警察は事件2日後、容疑者の一人であるA氏に対して拘束令状を申請しましたが、却下されると、これといった後続措置なく事件を不起訴(※注:原文の「불구속 송치」は「不拘留送致」、身柄を拘束せず書類送検する手続き)で処理しました。その後、検察の補充捜査要求で事件が警察に戻った後も、容疑者らは海外移動が可能な状態で放置されました。出国禁止措置が下されたのは、事件発生から約70日が経過した12月29日になってからでした。補充捜査過程で別の容疑者B氏が追加立件されましたが、両容疑者に対する拘束令状は裁判所で相次いで却下されました。結果的に、海外逃亡経路のみを遮断しただけで、容疑者の身柄確保には失敗したのです。

故キム・チャンミン監督事件の容疑者、拘束も出国禁止もなし…不十分な捜査をめぐる論争拡大

不十分な捜査の疑念が提起されたことを受け、今月初め、京畿北部警察庁は初期対応及び捜査手続き全般に対する監察に着手しました。これにより、現場対応の適正性を審査する一般監察と、捜査過程の欠陥を調べる捜査監察が同時に進行中であり、管轄警察署の関係者も調査対象に含まれています。

現在、事件は検察専任捜査チームによる再捜査段階に入り、最近では容疑者自宅への押収捜索が行われるなど、捜査の強度が高まっています。特に、事件当日作成された救急記録の内容が、警察の記録及び容疑者の供述と食い違っている状況が捕捉されており、今後の真相究明が再捜査の核心争点となる見通しです。

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