ついに法廷へ立つナム・ギョンジュ
合意の試みは決裂
愛妻家イメージの裏に潜む衝撃の事実

ミュージカル俳優のナム・ギョンジュが、教え子に対する性的暴行の疑いで裁判にかけられたというニュースが報じられ、波紋を呼んでいる。28日のチャンネルAの報道によると、ソウル中央地検女性児童犯罪調査2部(部長検事パク・ジナ)は、去る24日にナム・ギョンジュを監護者姦淫の疑いで在宅起訴した。検察は、被害者である教え子A氏との関係において、ナム・ギョンジュが事実上の監督的地位にあり、これを利用して威力を振るったと判断した。
事件は昨年12月、ソウル瑞草区で発生したとされる。当時、A氏は身の危険を感じて現場から離れた直後に112番へ通報し、これをきっかけに捜査が始まった。警察は双方の供述と確保された資料を総合し、容疑が認められると判断して今年2月に事件を検察へ送致した。なお、ナム・ギョンジュは捜査過程において、関連する容疑を強く否認してきたという。検察段階では刑事調停を通じた合意の試みがあったものの、被害者側がこれを拒否したため、調停は成立しなかった。

今回の事件が知れ渡り、これまでのイメージとの乖離にも注目が集まっている。ナム・ギョンジュは過去のインタビューで妻への愛情を表現し「愛妻家」と呼ばれ、家族思いな姿やファンへの丁寧な対応で大衆に親しまれてきた。しかし、今回の事件により、そうしたイメージとは正反対の姿が露呈し、少なくない衝撃を与えている。
これと併せて、過去の経歴も再注目されている。彼は2002年に飲酒運転で免許が取り消された後、2003年と2004年に二度、無免許運転で摘発された前歴があることが分かった。40年余りにわたり大舞台で活動し、ミュージカル界を代表する人物であるだけに、今回の事件は公演界全体に小さくない波紋を広げている。
一方、1963年生まれのナム・ギョンジュは、1982年に演劇『ヴォイツェック』でデビューし、『レント』、『ブロードウェイ42番街』、『シカゴ』、『マンマ・ミーア!』、『ウィキッド』、『アニー』など、数々の作品で活躍してきた第1世代のミュージカル俳優である。事件後、彼が在職していた弘益大学校公演芸術学部では職位解除の措置が取られた。また、一般人の妻と結婚し、一人の娘がいると伝えられている。

