「法的対象ではない」…放送通信委、歴史歪曲論争の「大君夫人」支援金返還に線引き

「法的対象ではない」…放送通信委、歴史歪曲論争の「大君夫人」支援金返還に線引き

放送メディア通信委員会は、歴史歪曲論争で問題となっているMBCドラマ『21世紀大君夫人』について、既に支給された支援金を返還させない方針を固めました。視聴者からは強い抗議と返還要求が相次ぎましたが、法的な基準や支援の性質から強制的な回収は難しいとの判断です。

放送メディア通信委員会(以下、放送メディア通信委)は20日、公式ホームページで、最近浮上した『21世紀大君夫人』に対する制作支援金の返還検討に関する噂を正面から否定しました。放送メディア通信委側は、同作品に対してドラマ自体の制作費を負担したことはないと明確に線を引きました。

「法的対象ではない」…放送通信委、歴史歪曲論争の「大君夫人」支援金返還に線引き

問題となった支援金は制作費ではなく、海外投資誘致のためのイベント参加費用であったことが確認されました。放送メディア通信委は先月、フランス・カンヌで開催された「第9回カンヌ国際シリーズフェスティバル」に同ドラマが参加できるよう支援しました。当時支援された金額は、関係者1名の航空費と宿泊費に相当する31万ウォン程度で、現地での投資説明会参加に必要な最低限の実費でした。

「法的対象ではない」…放送通信委、歴史歪曲論争の「大君夫人」支援金返還に線引き

放送メディア通信委は「交付された資金は、現地でトレーラー映像を上映し投資相談を行うなど、単発的なイベントを支援する目的のもの」であり、「実際の補助金が本来指定された用途に沿って正常に執行されているため、関連法令に照らしても返還請求の対象とはならない」と強調しました。

「法的対象ではない」…放送通信委、歴史歪曲論争の「大君夫人」支援金返還に線引き

これに先立ち、『21世紀大君夫人』は、21世紀の立憲君主制の大韓民国を舞台に設定した過程で、深刻な考証ミスを指摘されていました。作中で大君身分の人物が冕旒冠をかぶったり、臣下が王ではない人物に対して「千歳」と叫ぶ場面などが相次いで放送され、視聴者から歴史を過度に歪めているという批判が殺到しました。事態が収拾不能に拡大するにつれ、公共機関の資金が投入されたイベントに対する不満が噴出し、放送メディア通信委に対して政府補助金を即時回収すべきだという大規模な苦情に発展しました。

「法的対象ではない」…放送通信委、歴史歪曲論争の「大君夫人」支援金返還に線引き

世論の強い反発が続くなか、放送メディア通信委は今後、同様の事態を防ぐために審査基準を改善する方針も併せて示しました。放送メディア通信委は「誰もが客観的に確認できる歴史的事実を無分別に歪曲するなどの弊害を根本的に防ぐ」とし、「今後は海外投資説明会など公的支援を受ける参加作品を選定する際、審査要件を従来よりもはるかに厳格化する方針」と述べました。

このニュースを読んで、歴史を題材にした作品には細心の注意が必要だと改めて感じました。視聴者の皆さんの怒りもよくわかりますが、今後は審査が厳しくなるとのことですので、より正確で魅力的な作品が生まれることを期待したいですね。

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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