世界的な大ヒットの中、国内観客動員数は670万人を記録
全世界の歴代興行収入1位という不滅の記録を保持する「アバター」シリーズが、第3作目となる映画『アバター:火と灰』で帰ってきた。本作は公開前から韓国の映画ファンの熱い関心を一身に集めていた。前作のシーズン1とシーズン2がいずれも国内で観客動員数1000万人を突破し、いわゆる「ダブル1000万人」という記録を達成していたため、今回の第3シリーズも早期から1000万人動員が期待される作品として大きな注目を浴びていた。昨年、満を持して公開された本作は、さらに拡張された世界観と圧倒的なスケールで劇場を訪れた。
敵は人間だけではない、パンドラを揺るがす巨大な戦い
本作は、人間たちとの激しい戦争により長男「ネテヤム」を失った「ジェイク」と「ネイティリ」の深い悲しみと喪失感から物語が始まる。家族を失った大きな苦しみの中で彼らが悲しみに暮れる間、パンドラ惑星には新たな巨大な脅威が忍び寄る。それは、「ヴァラン」が率いる新たな勢力「灰の民」の登場である。
パンドラは以前とは比較にならないほどの大きな危機に陥り、ナヴィ族は人間だけでなく、同じ惑星の別の部族とも対峙しなければならない状況に直面する。巨大な運命の渦の中で、「サリー」一家は再び苦悩し、重大な選択の岐路に立たされる。映画は12月を背景に、すべての者の運命を揺るがす巨大な戦いの序幕を開き、観客を圧倒的な叙事詩の中へと引き込んでいく。
魅惑的な映像美と増えたアクション、前作との自然な繋がり
『アバター:火と灰』は公開当時、前作と同様にスクリーンを圧倒するスケールと、魅惑的で優れた演出クオリティを披露した。特に、展開がやや退屈だという指摘があった前作に比べ、本作は戦闘シーンが大幅に増えたことで、退屈さが軽減されたという評価が主流だった。歴代級のスケールと華やかなアクションは、「アバター」シリーズだけが提供できる唯一無二のシネマティック体験をスクリーンにそのまま具現化した。
一部では、前作と物語が密接に繋がっている点について、ややもどかしいという評価もあった。しかし、メガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督が、前作と本作を一つの大きな劇として構想したと直接言及していることを考慮すれば、物語全体の流れや展開は非常に自然でスムーズに繋がっているという好評が支配的である。
興行成績の明暗、国内成績と世界的な興行の温度差
『アバター:火と灰』の国内累計観客数は670万人を記録した。公開前にシリーズの名声から1000万人超えが期待されていたことに比べると、国内市場での成績は予想よりもやや低調な結果となり、惜しさが残るものとなった。
国内での惜しい興行成績とは対照的に、グローバル市場では依然として強力なチケットパワーを誇示した。世界的に凄まじい興行旋風を巻き起こし、莫大な収益を上げることに成功した。国内のスコアは期待値に届かなかったものの、「アバター」シリーズが持つ世界的な地位と、シネマティック・ブロックバスターとしての圧倒的な存在感を改めて証明した。




