
バンド「野菊花(ドゥルグックァ)」で活動したギタリストのチェ・グヒ(チェ・ドンヒ)さんが、享年67歳でこの世を去った。
24日、チェ・グヒさんは胃がんで闘病中、去る16日に息を引き取ったことがわかった。手術を受けたものの、がんが他の部位に転移していたという。葬儀は済州(チェジュ)で執り行われた。
チェ・グヒさんは野菊花に加入する前から、複数のバンドで活動し音楽的な基盤を固めていた。チュ・チャングォン、イ・ファンギュと共に「信仰・希望・愛(ミドゥム・ソマン・サラン)」を結成し、その後はヤン・ウンパク、アン・ユンジェ、チョ・スニョンと共に「変わり者たち(クェッジャドゥル)」としてステージに立った。
野菊花との縁は1985年に始まった。当時、1stアルバムのレコーディングにセッションとして参加した彼は、翌年発表された2ndアルバム『野菊花 Ⅱ』から正式メンバーとして活動した。アルバム収録曲の「君と僕と(ノラン ナラン)」と「静かな心(チョヨンハン マウム)」では作詞・作曲にも参加し、音楽的な才能を発揮した。
野菊花を離れた後も、音楽への情熱は続いた。『僕の友達よ(ネ チングヤ)』、『ボリューム・ワン – そよ風』などを発表してソロミュージシャンとして領域を広げ、昨年には『漢拏(ハルラ)から白頭(ペクトゥ)まで』を発表するなど、絶えず創作活動を続けていた。
故人を追悼する声も続いている。歌手のヤン・ジョンウォンは聯合ニュースを通じ、チェ・グヒさんについて「自由奔放な音楽を追求した卓越した技量のミュージシャン」とし、「ギターを活用して自然のあらゆる音を指先で表現した最高の演奏者だった」と回顧した。また、伽耶琴(カヤグム)や玄琴(コムンゴ)など、国楽器にも深い関心を寄せていた音楽家だと評価した。
韓国ロックの歴史に確かな足跡を残したチェ・グヒさんの訃報に、多くのファンが深い悲しみに包まれています。彼がギターで奏でた美しい旋律は、これからも私たちの心の中で永遠に響き続けることでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。

