
歌手のLYn(本名:イ・セジン)が、複数のバラエティ番組を通じて自身の離婚に対する心境や、現在の心理的葛藤を率直に明かしたことで大きな注目を集めています。11年間の結婚生活に終止符を打った後、根拠のないデマやメディアによる虚偽報道に直面した彼女は、トップ歌手としての顔ではなく、一人の人間としての等身大の姿を見せることで、多くの人々の共感を呼んでいます。
離婚を経験した今だからこそ語る結婚観


LYnは、2014年にMC The Maxのメンバーであるイスと結婚しましたが、昨年8月に円満離婚が成立したことを発表しました。その後、SBSの人気バラエティ番組『みにくいうちの子(アラフォー息子の成長日記)』に出演した際、未婚の歌手K.Willに対し「離婚という選択をしたけれど、それでも私は結婚をおすすめしたい」と語りました。
彼女は当時の生活を振り返り、「私たちは幸せで美しい結婚生活を送っていた」と語り、元夫についても「親友を失ったような感覚があり、とても残念だ」と涙ながらに胸中を吐露しました。相手を非難するのではなく、過去の歳月を尊重する彼女の成熟した姿勢は、韓国の視聴者に深い印象を与えました。
偽ニュースへの苦悩と虚偽報道の実態
独り暮らしを始めた彼女は、精神的な苦痛についても明かしました。広々とした新居に引っ越したものの、空間が広すぎることによる不安感から、主にバスルームで過ごすことが多いという日常を告白しました。これは「広場恐怖症」に近い心理的な重圧を示唆するものでしたが、一部の悪質なネットユーザーやメディアはこれを過去の冗談めかしたインタビューと結びつけ、「破産説」や「預金残高ゼロ」といった悪意あるデマを拡散させました。彼女が豪華な新居に住んでいるという事実は無視され、虚偽の情報が一人歩きする現状に、本人も深い困惑を示しています。
挑戦と自己克服:人生の第2幕へ


LYnの率直さは、音楽活動の場でも顕著です。今年初めに放送されたMBNの音楽番組『現役歌王』では、トロット歌手として競技に挑んだものの、極度のプレッシャーからバックステージで涙を流す場面もありました。また、YouTubeチャンネル「PDC by PDC」では、過去に元夫を巡る騒動でネットユーザーと言い争いになったことについて「黙っていればよかったのに、感情的になり事態を悪化させてしまった」と後悔を語りました。さらに、キャリアの初期には自身の代表曲であるドラマOSTの歌唱に対して複雑な思いがあったことも打ち明けています。
隠したい過去や心理的な脆さ、そして離婚という大きな人生の転換点に対しても、LYnは逃げずに正面から向き合う道を選びました。SNS上では、刺激的なデマに流されず、ありのままの姿で人生の第2幕を歩もうとする彼女に対する支持の声が広がっています。


