
グループBTS(防弾少年団)が3年9か月ぶりに披露する完全体アルバム第5集『アリラン(ARIRANG)』の発売が目前に迫っている。
BTSは20日に『アリラン』を発表し、21日にはソウル光化門広場で公演を行い、メンバーの率直な思いを普遍的なK感性に込めて世界中のARMY(ファンダム名)に届ける。軍服務などによる長い空白期を乗り越え、団体活動第2幕を開き、再びグローバルポップ市場へ挑戦する。
21日午後8時、光化門三叉路前の政府ソウル庁舎横に設けられた舞台で無料復帰公演「BTS COMEBACK LIVE: ARIRANG」を開催し、新譜の初ライブを披露する。観客は抽選に成功した2万2千人で、舞台背後には凱旋門を思わせる「∏」型の巨大LED構造物が設置され、開放感ある演出が用意される。

公演ではタイトル曲「SWIM」をはじめ新曲とヒット曲を約1時間にわたり披露する予定で、全14曲をすべて歌うのは難しいと見られる。代表曲「Dynamite」なども聴ける見込みだ。所属事務所ビッグヒットミュージックによれば、メンバー7人に加えダンサー50人、アリラン国楽団13人が参加する。
観客席は予約購入者の当選者用スタンディング席やプレス席、さらに世宗大路から市庁広場まで広がるB・C区域が設けられ、ソウル中心部全体が公演会場に変貌する。総演出はスーパーボウル・ハーフタイムショーを手掛けたヘイミッシュ・ハミルトン監督が担当し、Netflixを通じて世界190か国以上に生中継される。韓国での主要イベントがNetflixでグローバル生中継されるのは初めてだ。

BTSの『アリラン』を記念する祭りは光化門広場にとどまらず、20日からソウル各地で「BTS THE CITY ARIRANG SEOUL」が展開される。光化門広場の大型屋外ビジョンにはメンバー出演コンテンツが流れ、DDPや盤浦大橋ではライトショー、南山ソウルタワーやロッテワールドタワーは赤色に染まる。漢江公園ではドローンショーや「LOVE SONG LOUNGE」が設置され、体験型コンテンツやバスキングが行われる。
さらに歴史博物館には国連総会演説映像や応援棒「アミボム」、メンバー映像などを展示する空間が設けられる。ビッグヒットミュージックは「都市全域で展開されるプロジェクトであり、参加者は特定の時期にしか味わえない楽しみを体験できる」と説明した。
音楽面でも大きな関心が集まっている。通常K-POP市場では発売1か月前からティザーやハイライトメドレーを公開するが、BTSは発売直前まで楽曲を秘密にしてきた。第5集には「Dynamite」「Butter」のように再びグローバル市場の頂点を目指す意志が込められている。アニメーション映像やMVティザーでは船で米国へ渡り録音する姿が描かれ、世界市場への挑戦を象徴している。

BTSは光化門公演後、米国へ渡り23日ニューヨークSpotify主催舞台、25〜26日「ジミー・ファロン・ショー」に出演するなど、カムバック初週から米国で精力的に活動する。ドキュメンタリー予告編では「我々は依然として韓国から来た田舎者だ」「変化を与えるなら今しかない」と覚悟を語った。
タイトル曲「SWIM」は人生の波の中で止まらず進み続ける姿勢を歌ったオルタナティブポップで、RMの歌詞には完全体活動第2幕への決意が込められている。ライアン・テダー、ディプロ、エル・ギンチョなど世界的プロデューサーが参加し、全曲英語タイトルで構成されている。評論家は「グラミー賞まで狙っているようだ」と分析しつつ、「『アリラン』というアルバム名に国内新進音楽家の参加がないのは惜しい」と評した。

