
歌手アリの全国ツアーコンサートが盛況のうちに幕を閉じた。
アリは先月24日、ソウル鍾路区の世宗文化会館Mシアターで「アリ20周年アンコールコンサート<勇進>-ソウル」を開催した。昨年2月に清州で始まった今回の公演は、釜山、光州、ソウル、済州、大邱、順天へと続き、今回のソウル公演をもって約1年余りにわたる全国ツアーの幕を閉じた。
公演は国楽民謡「南生児遊べ」と「Think about you」で幕を開けた。2階席まで観客と目を合わせながら新年の挨拶を交わしたアリは、「消しゴム」「愛が別の愛で忘れ去られる」を続けて歌い、アリ特有の深い感性と爆発的な歌唱力を伝えた。会場には深い余韻が自然に広がった。
その後アリは客席に外国人観客が座っていることに触れ、短いスペイン語の歌を披露し幅広い音楽的スペクトルを見せた。続いて『不朽の名曲』で歌った「路地裏」をはじめ、「田舎者みたいに振る舞わないで」「What is luv」「こんなものがあるなんて」のステージを次々と展開し観客の拍手を誘い、公演場の熱気は一層高まった。
観客と共にストレッチタイムを持ったアリは、最も好きなポップソングとして「Run to you」と「Queen of The night」を歌い、その後「歌は嘘がつけない」を熱唱して第1部を締めくくった。
衣装を替え再びステージに上がったアリは「あなたの影」を皮切りに、前回のソウル公演に続きスペシャルゲストとして出演した父親と共に「飛翔」を披露し、第2部の始まりを告げた。続けて「父と一緒にステージでどうしても歌いたかった」と語り「ロマンについて」を熱唱、母娘の深い音楽的共感と切ない情感を余すところなく伝えた。
その後「愛とは」「あなたと一緒にお願い」「誓い」を次々に披露し、観客の心の奥深くに届けた。アリは「この歌を歌うたびにいつも誰かを思い出す」と述べ、「大切な人と一緒に来られた方がいらっしゃれば、皆さんの思い出にそっと入り込ませてほしい」と心からのメッセージを伝えた。


続いて観客席に降りたアリは、観客と共にデュエットステージを飾る特別なイベントを行った。彼は「間近で皆さんの声を聞けて、より一層特別でした」と、共にステージを彩ってくれた観客に感謝の気持ちを伝えた。
アリは『365』と『とげのある蓮』を歌い感動の雰囲気を続け、『ポンポン』を熱唱しながら観客と呼吸を合わせ共感する時間を作った。 続いて新曲「ツツジの花が咲きました」を披露した後、「撮影したものはあちこちにアップしてください。自分だけが保管してはいけません」と愛嬌を交えたお願いを伝え、客席の笑いを誘った。
この日の公演では「四つ葉のクローバー」ステージと共にスクラッチくじを配布するサプライズイベントも行われた。 当選順位に応じてアリの愛用品や化粧品セット、アリグッズ、リユース可能なバッグなどが贈呈された。新年を迎え幸運を分かち合ったアリは「今日は皆さん一人一人が私にとって幸運の四つ葉のクローバーです」という温かいメッセージを伝え、観客に深い感動を与えた。
『私が、私に』を歌いながら雰囲気を盛り上げ、『火遊び』『APT』で新たなステージを披露したアリは、共演したバンドに感謝の言葉を伝え、本公演を締めくくった。公演終了後も観客の熱烈なアンコールリクエストが続き、アリは再びステージに上がり『人は花より美しい』を歌い、深い感動の中で公演のフィナーレを飾った。
アリは「新年から皆さんのおかげでとても幸せです。来てくださった全ての観客の皆様を心に刻みます」と述べ、「2026年が良いことだけいっぱいになりますように」と挨拶した。その後、観客と共に記念写真を撮影し、忘れられない全国ツアー最終コンサートの思い出を残した。

