ミルウォーキーの司令塔が覚醒、MLBポストシーズンで驚異的なABSチャレンジ成功率を記録

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まるでAI搭載?審判より速い…ミルウォーキー捕手の神がかったABSチャレンジ
27日に行われたワールドシリーズ第3戦の8回裏の守備中、パット・マーフィー監督と会話をしながら笑みを浮かべるミルウォーキーの捕手ウィリアム・コントレラス。AP連合ニュース

ワールドシリーズで際立つコントレラスの支配力

ミルウォーキー・ブルワーズの捕手ウィリアム・コントレラスが、ワールドシリーズ(WS)の舞台で攻守両面にわたり圧倒的な存在感を放っている。WS第1戦から第3戦にかけての3試合で13打数7安打、3打点という好成績を残しているほか、盗塁阻止やブロッキングでもチームを支えている。コントレラスの堅実な捕球技術への信頼から、ミルウォーキーの投手陣も変化球を低めに自信を持って投げ込んでいる。

精密な「目」が生むABSチャレンジの成功

コントレラスの真骨頂は、自動投球判定システム(ABS)を活用したチャレンジにある。WSの3試合で9度のチャレンジを行い、そのうち7度を成功させた。球審が「ボール」と判定した球を自身の判断でストライクへと覆しており、第3戦では申請した4度すべてを成功させるという驚異的な精度を見せた。

ポストシーズン全体で見ても、11試合で29度のチャレンジを行い、成功率は65.5%に達する。これは全捕手の中で最多の試行回数でありながら、高い成功率を維持している点が特筆される。際どいコースへの判定に対して躊躇なく即座にサインを送る姿は、まるでAIのような正確さを彷彿とさせている。

まるでAI搭載?審判より速い…ミルウォーキー捕手の神がかったABSチャレンジ
ミルウォーキーの捕手ウィリアム・コントレラスがポストシーズン11試合で試みたチャレンジの結果。ベースボール・サバント

シーズンを通じた成長と変化

レギュラーシーズン中のコントレラスは、チャレンジに関して厳しい評価を受けていた。今季の申請数はリーグ最多の185度に達したが、成功率は56.8%に留まり、リーグ平均を下回る時期もあった。6月末には連続失敗が続くなど、チャンスを浪費しているという批判の声もあがっていた。

しかし、シーズン終盤の9月に大きな転機が訪れる。36度のチャレンジで成功率75%を記録し、劇的な向上を見せた。コントレラス自身も「ABSも打撃と同じでスランプはある。今は良い流れが来ているので、この時期を最大限に活用したい」と語っており、経験を積み重ねることで投球のゾーンをより正確に把握できるようになったと考えられる。

MVP候補としての期待

現在、コントレラスの打撃力、強肩による盗塁阻止、そして球審の判定を覆すチャレンジ能力の高さが評価され、ミルウォーキーが球団史上初のWS優勝を飾った際には、彼がMVPに選出される可能性も浮上している。MLBにおけるABSチャレンジは捕手の戦術的な重要性を高めており、彼の活躍は今後の捕手像に新たな基準をもたらすかもしれない。

Grey

Grey

K-pop & Sports Content Editor

worked in Asia National News Media since 2019
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