欧州5大リーグ初の女性監督エタ、マインツ戦で歴史的初勝利

欧州5大リーグ初の女性監督エタ、マインツ戦で歴史的初勝利
マリー=ルイーズ・エッタ ウニオン・ベルリン監督代行 | AP連合ニュース

11日、ドイツ・マインツのメバ・アレーナ。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ベンチの前にいたウニオン・ベルリンのマリー=ルイーズ・エッタ監督(35)は両手を突き上げた。ベルリンの選手たちをはじめ、敗れたホームチーム・マインツのスタッフや取材陣らが彼女を抱きしめて祝福した。

エッタ監督率いるウニオン・ベルリンは、2025〜2026ブンデスリーガ第33節のマインツとのアウェイ戦で3-1の勝利を収めた。ブンデスリーガのみならず、欧州5大リーグで史上初となる女性監督が、就任4試合目にして初勝利を手にした瞬間だった。直近の3試合で1分け2敗と悔しい結果に終わっていた彼女は、「嬉しいです。いつも勝ちたいと思っていました。今日もそうでした。今日私たちが勝利したその戦い方も気に入っています」と満面の笑みを浮かべた。



エッタ監督は先月、成績不振によりシュテフェン・バウムガルト監督が解任されたことを受け、監督代行として就任し注目を集めた。サッカー界の「ガラスの天井」を破ったという評価もあったが、女性指導者が果たして男子選手を率いることができるのかという冷ややかな視線もあった。

しかし、ウニオン・ベルリンはエッタ監督の性別ではなく能力を評価して指揮を託し、エッタ監督も3月以降の初勝利という形でそれに応えた。ウニオン・ベルリンは最終戦の結果に関わらず勝ち点36を確保し、12位で1部残留を確定させた。

実はエッタ監督は、ウニオン・ベルリンで女性指導者の新たな歴史を刻んでいる人物だ。2023年にウニオン・ベルリンのコーチに任命された際にも大きな期待を集めた。その後、ウニオン・ベルリンのU-19男子チームの監督を務めて経験を積み、今回は1軍チームの1部残留という成果まで成し遂げた。

当初のスタートは不運だった。デビュー戦となったヴォルフスブルクとのホームゲームでは、ゴールポストに嫌われる不運もあり1-2で敗れた。ライプツィヒとのアウェイ戦では1-3で完敗し、3連敗の泥沼にはまった。幸いにもエッタ監督は今月2日のケルンとのホーム戦で、0-2のビハインドから2-2の引き分けに持ち込んで一息つき、この日マインツという手強い相手から勝利をもぎ取った。

最近、国際サッカー連盟(FIFA)が女性指導者の機会を拡大すると発表した直後の成果であり、より大きな意味を持つ。

エッタ監督は「ただ、任された仕事を最大限にやり遂げたいと思っていました。勝ち点を積み上げ、勝利を手にすることに集中しようとしました」とし、「毎日毎日努力してきたからこそ、今日勝ち点3を得ることができました。私にとってそれが何より重要でした」と語った。

初勝利を手にしたエッタ監督は、有終の美を飾ることを目指す。来る16日のアウクスブルクとの最終戦が、当面の間、彼女がブンデスリーガの指揮官として活動する最後の試合となる可能性がある。エッタ監督はすでに、来シーズンからはウニオン・ベルリンの女子チームの監督に就任することで合意している。


マインツでプレーする韓国代表MFイ・ジェソンは、この日復帰戦を行い、2026北中米ワールドカップへの期待を高めた。イ・ジェソンは先月10日に左足親指の骨折と診断されていた。先月28日からランニングを開始したイ・ジェソンは、ハイデンハイムとの最終戦での復帰を検討していたが、予想より早くこの日交代出場を果たした。負傷でピッチを離れてからちょうど1ヶ月後のことだった。

タイトルとURLをコピーしました