

2026 FIFA北中米ワールドカップの開催国(アメリカ、カナダ、メキシコ)の中から、初の敗退チームが出た。カナダがモロッコに敗れた。
モハメド・ウアビ監督率いるモロッコ代表は、5日(韓国時間)にアメリカのヒューストン・スタジアムで行われたカナダとの2026 FIFA北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、3-0の完勝を収めた。
モロッコはこの結果によりベスト8に進出し、フランス対パラグアイ戦の勝者と準決勝進出をかけて激突する。「開催国」カナダはベスト16で北中米での旅を終えた。

カナダは前半、積極的に相手をプレスした。モロッコはポゼッションを高めてボール保持時間を増やし、攻撃を展開した。しかし、カナダのプレスによりボールを前線へ送る過程で苦戦した。
この流れは続いた。モロッコは予想通りポゼッションで圧倒したが、カナダの戦術と主力攻撃手イスマエル・サイバリの負傷も重なり、これといった脅威的な攻撃を仕掛けることができなかった。
逆にカナダは何度か得点機を迎えた。失点の危機が訪れるたびに、モロッコのヤシン・ブヌの好セーブのおかげで難を逃れた。前半は膠着状態のまま0-0で終了した。

前半はやや停滞していたモロッコだったが、後半開始と同時に試合のテンポを上げ、ついに先制ゴールを奪った。
後半5分、アシュラフ・ハキミがフリーキックの状況から短く横にパスを出した。これを受けたアゼディン・ウナヒがペナルティエリア前で迷わず右足でシュートを放った。シュートはゴール右下隅を正確に突き刺し、ネットを揺らした。
カナダも同点ゴールを狙った。後半34分にはプロミス・デイビッドとシェーフェルバーグを投入した。直後にタジョン・ブキャナンがミドルシュートで得点を狙ったが、これもブヌが好セーブで防いだ。
後半37分、モロッコがリードを広げた。カナダの守備陣が攻撃に参加する過程で、背後のスペースが大きく空いた。モロッコのブラヒム・ディアスがそのスペースを素早く突いた。
ディアスはDFを一人かわした後、冷静に短いパスを出した。走り込んできたウナヒがこれを右足のダイレクトシュートで合わせた。ボールはゴール右上の隅を正確に射抜いた。この得点でモロッコが事実上、勝利を確実なものにした。

モロッコに完全に流れが傾き、カナダは崩壊した。後半アディショナルタイム8分、カナダが1点を返すために攻撃的に出たことで、守備の背後が再び大きく空いた。ディアスがそのスペースに侵入した。
ディアスは冷静にタイミングを見計らい、絶妙なスルーパスを通した。これを受けたスフィアン・ラヒミがGKとの1対1の状況から右足の低いシュートでゴール右下隅に流し込んだ。ディアスの鋭いパスとラヒミの落ち着いたフィニッシュが光るカウンターだった。
その後、両チームに追加点はなく、モロッコの3-0の勝利で試合は終了した。

