涼しい東海と旬の海鮮が満載の束草(ソクチョ)旅行先おすすめ
夏シーズンが始まると、涼しい海や山を探したくなるものです。江原道(カンウォンド)嶺東(ヨンドン)地方を代表する観光都市・束草は、東海の青さと雄大な雪岳山(ソラクサン)の景観を同時に楽しめるため、毎年夏になると数多くの避暑客が訪れます。また、7月と8月は活気あふれるビーチの風景や特別な旬のグルメ祭りも開かれ、食の楽しみも格別です。
この夏の暑さから逃れられる、束草のおすすめスポットを5つご紹介します。
雪岳山(ソラクサン)飛仙台(ピソンデ)コース

雪岳洞(ソラクドン)探訪支援センターから飛仙台まで続く区間は、傾斜が緩やかでバリアフリーの探訪路が整備されており、夏の軽装でも十分に楽しめる自然の避暑地です。約3km前後の道のりを歩く間、鬱蒼とした森が日差しを遮り、道沿いに流れる雪岳山の渓谷の水の音が清涼感を添えてくれます。
目的地の飛仙台に到着すると、巨大な岩盤の間を激しく流れ落ちる渓谷の水と奇岩絶壁の絶景を堪能できます。海水浴とはまた違った魅力の涼しさを感じられるため、ご年配の方や子供連れの家族旅行客にとって、束草の素晴らしい観光スポットです。
束草イカナンジョン(屋台村)

東明港近くの埠頭沿いにテントが長く並ぶこの場所は、毎年5月から秋まで期間限定で運営される野外市場です。その日の早朝に水揚げされたばかりの新鮮な活イカを産地直送で味わえるのが最大の特徴です。
活魚車から取り出したばかりのイカを薄く切ったイカ刺しから、甘酸っぱいイカのムルフェ(冷製スープ)、丸ごと蒸したイカの蒸し物まで、素材本来の味を存分に楽しめます。
すべてのメニューは当日の時価で販売され、材料がなくなり次第終了となるため、昼間や早い夕方に訪れるのがおすすめです。開けた海を眺めながら涼しい野外の平床で楽しむグルメは、夏の束草旅行の名物です。
アバイ村とケッペ(渡し船)体験

青湖洞(チョンホドン)に位置するアバイ村は、避難民が定着してできた町で、現在も北朝鮮式の伝統料理であるアバイスンデ(腸詰め)やイカスンデを専門とする食堂が路地を埋め尽くしています。ここへ行くために乗る「ケッペ」は、束草市内とアバイ村を結ぶ唯一の海上交通手段で、わずか500ウォンで乗船できます。
乗客が自ら鉄の鉤(かぎ)でワイヤーを引いて船を動かす昔ながらの方法で運航されており、運航時間が短いため誰でも気軽に楽しめます。ケッペに乗って渡り、スンデクッパで腹ごしらえをした後、村の前の青湖(チョンホ)海水浴場沿いを静かに散策するコースは、懐かしい情緒を感じられる魅力的な束草の観光スポットです。
束草観光水産市場

全国的な知名度を誇る束草中央市場は、旅行の締めくくりにぴったりのグルメの天国です。カリッと揚げて冷めても美味しいタッカンジョン(鶏の唐揚げ)横丁を筆頭に、その場で焼く香ばしいジャガイモのチヂミやエビの天ぷら、ズワイガニを安く蒸して持ち帰り用に包んでくれる専門店が並んでいます。
夏場は夜市の活気あふれる雰囲気が加わり、遅い時間まで夜食を買い求める旅行客でごった返します。市場の地下にある水産物刺身センターでは、旬の活魚の刺身をリーズナブルな価格で味わえるため、食事と買い物を一度に済ませられる、束草旅行で外せないスポットです。
束草海水浴場

高速バスターミナルから降りて少し歩くだけで到着できる束草海水浴場。砂浜が広く砂がきめ細かいため、毎年数十万人が訪れるほどの名門海水浴場です。ビーチの裏手には松林が日差しを遮ってくれるので、涼しい東海の海風に当たりながら木陰で休むのも良いでしょう。
ビーチにはそびえ立つ大観覧車「束草アイ」が、今やランドマークとして定着しました。周辺の海岸沿いにはトレンディなカフェや地元の名店が密集しており、移動効率も非常に優れた束草の観光スポットです。

