古い日本式家屋と赤レンガの建物の間の魅力

旅行先を選ぶたびに、ありきたりな大型カフェやショッピングモールに飽き飽きしていませんか。少し特別で一味違った感性を感じたいなら、100年前の時がそのまま止まってしまった場所へ足を運んでみるのがおすすめです。複雑な日常を忘れて、昔の息吹をそのまま感じられる近代路地ツアーは、最近SNSでも熱い反応を得ている魅力的な旅行テーマです。
群山(クンサン)内港および近代歴史通り

全羅北道群山は、日本統治時代の米収奪の痛みと近代開港期の歴史が最もありのままに残っている都市です。群山内港一帯に造成された近代路地ツアー区間では、赤レンガで建てられた旧朝鮮銀行群山支店と日本第18銀行の建物を見ることができます。これらの建物は当時、収奪の拠点として活用された痛ましい歴史を秘めており、無骨な窓枠や近代式の石造建築様式がそのまま保存されています。
海望路に沿って近代建築館と近代美術館を順に見て回ることができ、古い米倉庫をリノベーションした空間が続いているため、当時の時代相を直接目で確認することができます。近隣の広津家屋(ヒロツ家屋)と東国寺へと続く動線は、日本式家屋の建築的特徴をそのまま見せてくれる核心ポイントです。
木浦(モッポ)近代歴史文化通り

南の端に位置する木浦は、丘陵地帯という地形的特性と開港期の建築が調和し、独特な都市風景を醸し出しています。儒達山(ユダルサン)の下に曲がりくねって続く路地に沿って、木浦近代歴史館本館の建物が目を引きます。ここはかつて日本領事館として使われていた場所です。ルネサンス様式の石造建築物の形態と、内部には防空壕など戦争当時の痕跡までそのまま残っています。
路地周辺には、日本統治時代に居住地として使われていた日本式家屋や、100年近い歳月を耐えてきた古い商店街の建物が密集しています。丘の上から見下ろすと、木浦港の水平線と古いスレート屋根が重なり合い、近代港湾都市特有の構造的特徴を一目で見ることができます。
大邱(テグ)中区の路地

内陸の中心地である大邱に位置する中区の路地は、宗教と独立運動の歴史が深く刻まれた代表的な都心の中の巡礼路です。約3万坪の東山(トンサン)の丘にある青蘿(チョンラ)の丘を皮切りに、チンコルモク(長い路地)や3.1万歳運動通りまで続く近代路地ツアーコースは、大邱のルーツをたどる動線として広く知られています。
赤レンガで建てられた大邱第一教会と、100年を超える嶺南(ヨンナム)初の西洋式住宅である宣教師住宅が森の中にひっそりと佇んでいます。特に90段の階段で構成された「3.1万歳運動通り」は、当時学生たちが日本軍の監視を避けて秘密裏に移動した歴史的な通路であり、現在は周辺の古い塀と調和し、都市再生の模範的な事例として挙げられる場所です。

