
韓国代表のキャプテンであり、トッテナムで長年エースとして活躍するソン・フンミンが、かつての同僚ハリー・ケインの驚異的なパフォーマンスに対し、公の場で賛辞を送った。2026年バロンドール授賞式の開催が迫る中、ケインの受賞候補としての期待値が急速に高まっている。
2026年バロンドールの展望とケインの評価
フランス・フットボールと欧州サッカー連盟(UEFA)が共同主催する2026年バロンドール授賞式は、来る27日にイギリス・ロンドンのロンドン・パラディウム劇場で開催される予定だ。長い歴史を持つ同賞だが、ロンドンでの開催は今回が史上初となる。
主要な受賞候補としてバイエルン・ミュンヘンのハリー・ケイン、レアル・マドリードのキリアン・エムバペ、FCバルセロナのラミン・ヤマルらの名が挙がっており、特に今シーズンのケインに対する注目度は極めて高い。英紙『テレグラフ』もケインの功績を称え、受賞資格が十分にあると論じているほか、イングランド代表のチームメイトであるデクラン・ライスも彼を強力な候補として支持している。

驚異的な得点記録とシーズンの実績
ケインが今季、バロンドール候補の筆頭として語られる理由は、その圧倒的なスタッツにある。2025-2026シーズン、バイエルン・ミュンヘンで公式戦61ゴール、さらにイングランド代表で12ゴールを記録し、合計73ゴールという驚異的な数字を叩き出した。
バイエルン・ミュンヘンおよびブンデスリーガの公式データによると、この73ゴールという数字は、21世紀の欧州5大リーグ所属選手による単一シーズン記録として、リオネル・メッシが2011-2012シーズンに打ち立てた82ゴールに次ぐ史上2番目の記録となる。また、ブンデスリーガでの36得点による得点王獲得に加え、ヨーロピアン・ゴールデンシューも受賞した。所属するバイエルンでのリーグ優勝、DFBポカール優勝という「ダブル」達成への貢献も高く評価されている。


ソン・フンミンからのエールと変わらぬ友情
こうした活躍に対し、ソン・フンミンもSNSを通じて反応を示した。バイエルンが公開したケインの活躍を振り返る映像に対し、ソン・フンミンは自身のSNSアカウントからケインをメンションし、「ただただ感嘆するばかりだ(Just wow)」と書き込んだ。
さらに、山羊(GOAT:史上最高)、1位のメダル、優勝トロフィーの絵文字を添えることで、ケインの功績を最大級に称えている。トッテナム時代に「ソン・ケイン」コンビとしてプレミアリーグを席巻した二人の間には、現在も強固な友情が続いていることが改めて伺える。なお、イングランド出身の選手がバロンドールを受賞すれば、2001年のマイケル・オーウェン以来25年ぶりの快挙となる。故郷ロンドンでの授賞式という舞台で、ケインが悲願の賞を手にすることができるか、世界中のサッカーファンの関心が集まっている。


