
ファンからの再合流反対声明と沈黙のメッセージ
かつて韓国の伝説的アイドルグループ「Sechs Kies(ジェクスキス)」のメンバーとして活動したコ・ジヨンが、ファンからの合流反対声明が出された翌日に、意味深な投稿を行い注目を集めています。先月3日、コ・ジヨンは自身のSNSアカウントに「お願い!!(Please)」という短いコメントと共に、人差し指を唇に当てて「シーッ」というポーズをとる人物の白黒写真を掲載しました。
特筆すべきは、投稿の背景音楽にブラック・アイド・ピースの楽曲『シャット・アップ(Shut Up)』が選択されていた点です。具体的な文言での反論は避けているものの、この投稿のタイミングから、前日に発表されたジェクスキスファンダムによる「コ・ジヨン再合流反対声明」に対する反応ではないかとの解釈が広まっています。

声明発表の背景にあるファンの主張
事の発端は、ジェクスキスのファンたちがコ・ジヨンのグループ活動への復帰に強く反対する声明を発表したことです。ファン側は、コ・ジヨンがチームを離脱しているにもかかわらず、ジェクスキスの商標権やチーム名を自身の商業的・個人的な目的で利用し続けていると批判しています。
また、2018年当時にジェクスキスのブランド名を掲げた投資家募集広告を行ったことや、ファンを動員したイベントにおいて不適切な言動があったとする主張も含まれています。今回の声明は、コ・ジヨンが他のメンバーと共に12月開催予定の公演に参加するというニュースが報じられたことで、ファンの不信感が改めて噴出した形となりました。

脱退から続くファンダムとの確執
コ・ジヨンは2000年のグループ解散後に芸能界引退を宣言しており、2016年にMBCの人気番組『無限挑戦』をきっかけにグループが再結成された際も合流を見送っていました。2018年にはファンダムからの強い反発を受け、ジェクスキスの公式プロフィールから名前が削除されるなど、長年グループとファンとの間で距離が生じていた経緯があります。韓国のアイドル文化において、グループ名は「ファンとの信頼」の象徴とされるため、商標権の利用を巡る問題は非常にデリケートな論争となっています。

私生活での法的な対立と今後の動向
公的な論争に加え、コ・ジヨンは私生活においても困難な状況にあります。去る8月、元妻のホ・ヤンイムと既に2年前に離婚していたことを公表しました。さらに、自身の健康悪化(肝硬変等の報道あり)の中で「元妻から息子との面会を妨害されている」と主張し、面会交流妨害禁止の仮処分を申請する事態に発展しています。対するホ・ヤンイム側は妨害の事実を全面的に否定しており、互いに法的な主張を展開している状態です。元アイドルとしての華やかなイメージと、現在の泥沼化した私生活およびファンダムとの対立とのギャップが、多くのファンの間で懸念されています。


