明啓男、黄海道知事に任命され「父
が開城出身の離郷民である点などを考慮し」…「黄
海道知事の職務を遂行するのに適していると判断した」

俳優出身の明啓男が新任の北朝鮮5道黄海道知事に任命された。行政安全部は先月2日、明啓男を北朝鮮5道黄海道知事に任命したと発表した。北朝鮮5道知事は次官級公務員で、行政安全部長官の提請を経て大統領が直接任命する。また年俸は約1億4500万ウォン水準と伝えられている。 行政安全部関係者は今回の人事について「父親が開城出身の離郷民である点などを考慮し、黄海道知事の職務を遂行するのに適していると判断した」と述べた。同制度は1949年、北朝鮮地域出身住民を支援・管理するために設置された。知事は黄海道と平安南道、平安北道、咸鏡南道、咸鏡北道など5名がいる。
一方、明啓男は1952年生まれで忠清南道公州出身である。彼は1973年に演劇俳優としてデビューした後、映画と演劇界を行き来しながら活動してきた。 明啓男はイーストフィルム代表と劇団ワンジャムニ代表を務めた。また映画『緑の魚』『ペパーミントキャンディ』などにプロデューサーとして参加し、映画界でも存在感を示した。特に明啓男の最近の出演作は映画『神明』である。同作品は尹錫悦前大統領の配偶者である金建希氏を整形と呪術に執着する人物として設定した映画だ。

当時、明啓男は劇中で陰謀を企てるキム・チュンソク役で登場した。特に彼は政界とも縁が深い。明啓男は2002年、「盧武鉉を愛する人々の会」会長を務めたことがある。 また、2022年の大統領選挙と昨年の大統領選挙過程では、当時共に民主党の大統領候補だった李在明(現大統領)を公然と支持し注目を集めた。当時、明啓男は李大統領を支持する理由について「李在明は盧武鉉のように生きてきた人物だ」と説明した。彼は「盧前大統領を支持したなら、李在明候補を支持するのが当然だ」と主張した。
その後、「李在明と盧武鉉はどの点で似ているか」との質問を受け、「李在明候補は卓越した政策能力や博識さ。実用的なアプローチ姿勢などは金大中(キム・デジュン)氏を連想させる」と答えた。続けて「改革性と強靭さ、度胸は我らがノジャン(盧武鉉大統領の愛称)。盧武鉉大統領と本当に似ている」と付け加えた。 また「非主流派だった点も似ている。 学歴もそれほど高くなく、党内に政治的基盤を持ち、特定のグループや権力を形成するのではなく、市民的参加を通じて支持を得て頭角を現した政治家という点で非常に似ている」と補足した。さらに「演説能力も盧武鉉大統領のように非常に優れている」とし、「国民のために自分がすべきことを徹底的に整理している点ではほぼ同じだ」と評価した。

