檀国大・天湖池から覚願寺の八重桜まで、天安(チョナン)春のお出かけコースまとめ
春のそよ風に心ときめく季節、ソウルの桜が華やかに咲き誇り、花びらが舞い散る頃になったら、少し視線を南に向けてみませんか。忠清南道の天安は、地理的特性上、様々な高度の地形が混ざり合っているため、桜を楽しめる期間が比較的長く、その種類も多彩です。
広大な湖を抱くキャンパスのロマンから、遅咲きでより華やかな八重桜の聖地まで。今日は地元の人々も口を揃えて絶賛する、天安の桜の名所4選をご紹介します。今週末、カメラを片手に天安へ出かけてみてはいかがでしょうか。
天湖池(チョノジ)

天安で真っ先に名前が挙がる桜の名所は、間違いなく天湖池です。名曲「桜エンディング」の背景としてもよく知られるこの場所は、檀国大学天安キャンパスと隣接しており、特有の活気あふれる雰囲気を醸し出しています。特に檀国大歯科病院の近くから始まる散策路は景色が抜群なので、徒歩で訪れるならここを起点にするのが一番おすすめです。
アクセスも抜群です。公共交通機関を利用する場合は、11番または14番のバスに乗り、檀国大または祥明大のバス停で降りて歩けばすぐです。車を利用する方にとても重要なヒントですが、檀国大近くの公営駐車場が無料で運営されているため、駐車の心配をせずにゆったりと観覧できるのが魅力です。
ただし、桜のシーズンは混雑するため、可能な限り平日の午前中に訪れることをおすすめします。キャンパスの近くということもあり、トイレやコンビニが随所に配置されているので、準備の心配もいりません。檀国大歯科病院からキャンパス内に入り、図書館へ向かう階段付近はここ一番のフォトスポットですので、お見逃しなく。
※忠清南道天安市東南区安棲洞 526-1
覚願寺(カグォンサ)の八重桜

一般的な桜が散ってしまって名残惜しいなら、すぐにこの覚願寺へ向かいましょう。覚願寺は「八重桜」の聖地と呼ばれ、普通の桜より1週間から10日ほど遅く咲くのが特徴です。花びらがまるで美味しそうなピンク色のポップコーンのように重なり合っており、より華やかで密度の高い美しさを楽しめます。
太祖山の麓に位置する覚願寺は、東洋最大規模の青銅大仏である阿弥陀仏があることでも有名です。巨大な仏像と、その周りを囲む濃いピンク色の八重桜の調和は、異国情緒がありながらも崇高な雰囲気を醸し出しています。
境内へ向かう道は少し傾斜がありますが、その先に待つ華やかな花の饗宴は、登る価値が十分にあります。普通の桜よりも開花期間が長く、4月中旬から下旬まで楽しめる天安の桜の名所です。
※忠清南道天安市東南区覚願寺キル 245 覚願寺
天安・北面(プンミョン)慰礼(ウィレ)の桜

ここは北面・延春里から銀石小学校を経て慰礼城まで続く約15kmの区間で、「北面慰礼桜並木」という名前で毎年祭りが開かれます。狭い道路の両側に植えられた桜の木々が互いに頭を寄せ合い、巨大な花のトンネルを作り出しており、窓を開けて走るだけでも完璧な癒やしを与えてくれます。
村を横切る小川と平和な農村風景が桜と調和し、静かな魅力を醸し出しています。所々に車を停められるスペースが設けられているので、少し立ち止まって散策を楽しむのにも最適です。華やかな都心の祭りとは異なり、田舎道特有のゆとりが残っており、混雑した人混みを避けて二人だけの時間を過ごしたい方におすすめのコースです。
元城川(ウォンソンチョン)

最後に紹介するのは、天安市民が最も愛する散策路、元城川です。元城川に沿って両側に整備された歩道は、春になると華やかな桜並木へと変身します。ここは川幅が狭いため、両側から伸びた桜の枝が水面の上で出会うような光景を見ることができます。
元城川の真価は夜の時間帯にあります。散策路に沿って設置された照明が桜を照らすと、昼間とは全く異なる幻想的な夜桜の風景が広がります。仕事帰りに軽装で散歩に出てきた市民たちに混じって、平和な日常の幸せを感じてみてください。
近くには個性的な小さなカフェが隠れており、お花見の後に温かいコーヒーを飲みながら語り合うのにもぴったりです。都心の中で最も気軽にアクセスできる、魅力的な天安の桜の名所としておすすめします。
ソウル近郊で最高の桜旅行を夢見るなら、今週末の目的地は迷わず天安に決めてみてはいかがでしょうか?皆さんの春の日が、桜のように華やかに輝くことを願っています。
(本文写真提供:ⓒ忠南観光サポーターズ)

