
大谷翔平(32・LAドジャース)は今シーズン、打席において決して100%のコンディションではない。シーズン開幕から先発投手として登板し、再び「二刀流」を稼働させてからは、バットが例年のような快音を響かせることは少なくなった。体力的な負担と相手からの執拗なマークが続く中、容易ではない戦いが続いている。
それでも、このスーパースターは困難の中でついに記録を塗り替えた。大谷は秋信守(チュ・シンス、44・SSGランダース育成総括)を追い抜き、アジア人メジャーリーガーとしての最長連続試合出塁記録を新たに打ち立てた。
大谷は22日、米オラクル・パークで行われた2026メジャーリーグ(MLB)サンフランシスコとの遠征試合に1番・指名打者で先発出場し、4打数1安打を記録した。これにより、昨年8月25日のサンディエゴ戦から53試合連続出塁に成功した大谷は、秋信守が保持していた従来の記録(52試合)を更新し、アジア人メジャーリーガー最長連続試合出塁の新記録を達成した。53試合連続出塁は、2000年のショーン・グリーンと並び、ドジャース球団史上2位の記録である。1位は1954年にデューク・スナイダーが記録した58試合だ。
立ち上がりは良くなかった。1回表、3回表の最初の2打席はいずれも三振に倒れ、5回表の第3打席もライトフライに終わった。

7回表の第4打席で劇的に記録を伸ばした。2死1塁、フルカウントから左腕エリック・ミラーの時速159.3kmの直球を押し返した。サンフランシスコの遊撃手ウィリー・アダメスがバックハンドでゴロを捕球して1塁へ送球したが、間一髪でセーフとなり、内野安打が成立した。9回表、大谷の前の打者である9番アレックス・フリーランドが三振に倒れて試合は終了した。もし大谷が7回表の打席で出塁できていなければ、大記録は途絶えていたかもしれない。大谷はこの日1安打を追加したことで打率は0.271にわずかに下がったが、5本塁打11打点の成績を維持した。
大谷の記録達成にもかかわらず、ドジャースは1-3で敗れた。先発の山本由伸が7回3失点と役割を果たしたが、打線がサンフランシスコ投手陣を攻略できず、3安打の貧打に終わった。そのうちの1安打は、7番・遊撃手で先発出場した金慧成(キム・ヘソン)によるものだ。サンフランシスコの李政厚(イ・ジョンフ)は1回表に山本から適時打を放つなど、2安打1打点を記録し、チームの勝利に貢献した。
デーブ・ロバーツ監督は試合後、MLBドットコムとのインタビューで「大谷が内野安打にするために全力疾走する姿が見られた。チャンスをつなぐためだった」とし、「グリーンは素晴らしい選手だった。大谷がその記録に到達したことは、彼がいかに偉大な選手であるかを自ら証明したということだ」と語った。日本のメディアである中日スポーツは「大谷が執念の連続試合出塁記録を伸ばした」と報じた。


