「仁川にこんな島が?」110分で行ける“西海のモルディブ”が話題

徳積島(トクチョクト)と橋でつながる小さな島、徳積島とセットで楽しむ1泊2日の旅

徳積島のすぐ隣に、ひっそりと隠れている小さな島があります。それが「小野島(ソヤド)」です。名前は少し聞き慣れないかもしれませんが、この島、実は夏の島旅の目的地としてかなりおすすめです。小野島は、仁川から南西へ約46km離れた、仁川広域市甕津郡徳積面に位置する島です。

面積は3.04㎢、2022年12月時点で人口275人の小さな島で、徳積島の南東600mの海を隔てた場所にあります。2018年に徳積島と小野島を結ぶ橋が開通したことで、車でのアクセスも可能になりました。

小野島(ソヤド)

小野島の海岸 / 写真=仁川島ポータル

小野島は広く知られた島ではありませんが、西海の清涼感と白い砂浜、そして小さな漁村の風景が残る仁川の島です。小野島の最大の変化は、2018年の橋の開通です。以前は徳積島で船を乗り換えたり、別々に移動したりする必要がありましたが、現在は徳積島とセットで巡るのがずっと楽になりました。

徳積島にはソポリ海水浴場や飛鳥峰(ビジョボン)、パッチルム海水浴場など見どころが多く、小野島は静かな海岸と海割れ現象がポイントです。徳積島で遊び、小野島で休むといった1泊2日のコースがおすすめです。

1日2回現れる「海割れ」

テップル海水浴場 / 写真=仁川島ポータル

小野島で注目すべき光景は「海割れ」です。1日2回、引き潮の時に海が割れて道が現れます。普段は水の下に隠れている道がわずかな時間だけ姿を現すため、タイミングを合わせて訪れた人にだけ許される絶景です。ただし、この風景は思い立った時にすぐ見られるものではありません。

潮の満ち引きが鍵となります。干潮の時間や気象状況によって見え方が異なり、到着時間が合わなければ普通の海しか見られずに帰ることになるかもしれません。小野島旅行を計画する際は、船の予約よりも先に潮見表を確認することをおすすめします。

テップル海水浴場とチュンノゴル海水浴場

チュンノゴル海水浴場 / 写真=仁川島ポータル

小野島の代表的な観光地には、テップル海水浴場、小野里観光案内所、チュンノゴル海水浴場があります。仁川島の公式ホームページにも、この3か所が代表的な観光地として紹介されています。特にテップル海水浴場は、小野島旅行で最もよく話題に上がる場所です。砂浜がしっかりとしていて海水も澄んでいるため、夏の海岸散歩やキャンプ気分を楽しむのに最適です。

テップル海水浴場の周辺にはキャンプ場もあります。住所は仁川広域市甕津郡徳積面小野里山219-1です。島で一晩過ごしたい場合は、このようなキャンプ場や民宿施設を事前に確認しておくのが良いでしょう。島での宿泊は、陸地のように行き当たりばったりで解決するのが難しい場合が多いからです。

特に夏の繁忙期には「行けばなんとかなるだろう」と思っていると、予約が取れないことがあります。チュンノゴル海水浴場は、テップル海水浴場よりもさらに静かな雰囲気の場所です。小野島自体は大きな島ではありませんが、海岸ごとに雰囲気が少しずつ異なります。片方で海割れを見学し、もう片方で静かに波の音を聞きながら休むといった過ごし方をすれば、島旅のゆったりとした醍醐味を味わうことができます。

徳積島とセットで楽しむ1泊2日コース

徳積島 / 写真=仁川島ポータル

小野島を初めて訪れるなら、徳積島とセットにした1泊2日のコースが一番おすすめです。放流(パンアモリ)旅客ターミナルから出発し、大阜(テブ)、紫月(チャウォル)、徳積、小野へと続く航路があり、所要時間は約110分です。船会社は大阜海運です。

ただし、航路や運航時間は変更される可能性があるため、出発前に船会社への確認が必須です。旅の初日は徳積島に入ってソポリ海水浴場や飛鳥峰周辺を散策し、宿泊先を確保した後、翌日に小野島へ渡ってテップル海水浴場や海割れを見るというコースが理想的です。車を持ち込む場合は、橋のおかげで移動が非常にスムーズです。徒歩旅行者の場合は、宿の場所と移動手段を事前に確認しておきましょう。小さな島では、都市のようにタクシーやバスが頻繁に走っているわけではありません。

この夏、仁川の島旅を計画しているなら、徳積島だけで帰らずに小野島もぜひコースに加えてみてください。テップル海水浴場の静かな海、チュンノゴル海水浴場の閑静さ、引き潮時に現れる海割れまで体験すれば、思っていた以上に心に残る島旅になるはずです。小野島は大きくありませんが、静かな夏を過ごすには十分すぎるほど奥深い島です。

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