故イ・スンジェ、過去の行状が明らかに…現場は「涙の海」に

キム・ジョンナンが振り返る故イ・スンジェ
「台本を片時も手放さなかった」
「NGを出せば後輩たちがもっと苦労するから…」

故イ・スンジェ、過去の行状が明らかに…現場は「涙の海」に
出典:TVレポート

俳優のキム・ジョンナンが、故イ・スンジェとの思い出を明かし、感動を呼んでいる。去る6日、キム・ジョンナンのYouTubeチャンネルには「『うまくいくと思っていた』と語る母キム・ジョンナン、結局現実にした息子パク・ジフン(百想新人賞ノミネート)」というタイトルの動画が公開された。動画には、映画『世界で一番美しいオードリー』でキム・ジョンナンと母子役で共演した歌手兼俳優のパク・ジフンが出演した。

この日、パク・ジフンは「この仕事は本当に慣れない」とし、「新しい人を演じ、新しいキャラクターと向き合う。作品に入る前は、先輩も後輩も同僚もみんな緊張するのは同じようだ」と打ち明けた。キム・ジョンナンも演技に対するプレッシャーを吐露し、「演技というのは本当にそういうもの。これだけ長くやっていても、初めて会う人のようだ。一昨日も台本の読み合わせをしたけれど、震えたわ。その緊張感とときめきがあるからこそ続けているの」と語った。続いて「あまり長生きできないかもしれない。いつも緊張して生きているから」と笑ってみせた。

特にキム・ジョンナンは故イ・スンジェに言及し、「イ・スンジェ先生もそうだったと聞いているわ。昔、あるドラマで共演した時、先生は台本を片時も手放さなかったの」と当時を振り返った。彼女は「お年を召されて記憶力も衰え、判断力も落ちていたはずなのに、『セリフでNGを出せば、後輩たちが何度もやり直さなければならないだろう?』と考えていらっしゃったの。だから間違えないように、一日中ずっと台本を持っていらしたのよ」と故人を偲んだ。キム・ジョンナンと故イ・スンジェは、2016年に放送されたSBSドラマ『イケメンですね』の脚本家による『そう、そういうことさ』で共演している。

故イ・スンジェ、過去の行状が明らかに…現場は「涙の海」に
出典:YouTubeチャンネル「キム・ジョンナン」キャプチャ

キム・ジョンナンは「若い頃はセリフを2、3回読めば頭にすっと入ってきて、NGをほとんど出さなかった。一度で決めていたわ」とし、「その時は『私って才能があるのかな? なんでこんなにセリフが入ってくるの? 私は演技をするために生まれてきたのかも』と思うほどだったけれど、ある瞬間から私も何度も読まないと覚えられなくなった」と明かした。

また、「それでも私はそれなりに長く演技をしてきたけれど、若い子たちと一緒に演技をする中で、みっともない姿は見せられないじゃない。だから余計に緊張するの」と打ち明けた。続いて「これだけ経験を積んでも、演技とはそういうもの。だからこそ、イ・スンジェ先生のあの姿が今でも目に浮かぶの」とし、「こういう話を聞いても、若い頃はなかなか実感が湧かないものよね。私もそうだったから」と付け加えた。

一方、故イ・スンジェは1956年に演劇『地平線の彼方』でデビューし、ドラマ『思いっきりハイキック!』、『そう、そういうことさ』、『無子息が上策』など多数の作品に出演し愛された。彼は昨年11月、享年91歳でこの世を去った。キム・ジョンナンはドラマ『涙の女王』、『SKYキャッスル』などで顔を知られ、現在も精力的に活動を続けている。

後輩への深い思いやりを持ち続け、最後までプロフェッショナルとして努力を惜しまなかったイ・スンジェ先生の姿に、胸が熱くなりました。どんなにベテランになっても謙虚に学び続ける姿勢は、私たちにとっても大きな刺激になりますね。素晴らしい俳優たちの情熱に、心からの敬意と応援を送ります。

タイトルとURLをコピーしました