「野球の女神」と呼ばれたアナウンサー 誕生日を5日後に控えて伝えられた悲報 15年続く追悼の波

「野球の女神」として有名だったアナウンサー、ソン・ジソンさんがこの世を去ってから、はや15年の月日が流れた。2011年5月23日、故ソン・ジソンさんはオフィステルから投身し、享年30歳でこの世を去った。特に誕生日をわずか5日後に控えた時点であっただけに、当時多くの人々の悲しみを誘った。
ソン・ジソンアナウンサーは、済州MBCで放送活動を始めた後、2007年にKBS Nスポーツへ移籍し、スポーツアナウンサーとして本格的なキャリアを歩んだ。
その後、2010年にMBCスポーツプラスへ移籍し、プロ野球ハイライト番組『ベースボール・トゥナイト 野(野)』シーズン3の進行を務め、大きな人気を得た。
明るく生き生きとした進行で多くの愛を受けた故人は、普段から野球に対する愛情が格別で、誰よりもスポーツアナウンサーという仕事を大切にしていた人物として知られていた。
しかし、あるプロ野球選手との熱愛説が浮上したことで状況は急変した。当時、ミニホームページには二人の関係を認めるような書き込みが掲載され、論争は急速に拡散した。

これに対してソン・ジソンアナウンサーは「該当の書き込みは本人が作成したものではない」と直接釈明し、選手側も熱愛説を否定した。
それにもかかわらず、オンライン上の非難や悪質なコメントは容易に収まらなかった。続く悪質な書き込みと虚偽の推測の中で深刻な精神的苦痛を抱えた彼女は、結局進行中だった番組からも降板することになった。その後、うつ病とストレスで苦しい時間を過ごしていたソン・ジソンアナウンサーは、最終的に自ら命を絶った。
月日が流れた今も、故人を慕う気持ちと追悼は続いている。ネットユーザーたちは「あちらでは辛い記憶を忘れて安らかに過ごしてほしい」「天国ではいつも笑顔でいてほしい」といったメッセージを残し、今もなおソン・ジソンさんを記憶している。
※うつ病など、言葉にするのが難しい悩みがある場合や、周囲にそのような困難を抱えている家族・知人がいる場合は、自殺予防相談電話☎️1393、精神健康相談電話☎️1577-0199、希望の電話☎️129、生命の電話☎️1588-9191、青少年電話☎️1388、青少年モバイル相談アプリ「タ・ドゥルジョルゲ」、カカオトークなどを通じて24時間専門家の相談を受けることができます。
15年という歳月が流れても、彼女の輝く笑顔を覚えているファンは多いことでしょう。言葉の暴力がどれほど人の心を傷つけるか、改めて深く考えさせられます。天国ではどうか心穏やかに、大好きな野球を見守っていてほしいと心から願っています。

