春の終わり、慶州(キョンジュ)の夏のお出かけコース

山や寺院、そして季節の花々やそれに合わせた様々な夜間イベントや体験を、慶州のおすすめスポットで楽しんでみませんか。春の終わりと夏の始まりが重なる6月です。
深まった緑が作る広い木陰で過ごし、日が長くなった夕暮れのゆとりを存分に満喫してください。
基林寺(キリムサ)

運営時間:08:00-17:00 / 6月中旬前後、紫陽花が見頃
入場料:無料
含月山の麓にある基林寺は、新羅の善徳女王12年である643年に創建された由緒ある寺院です。元暁(ウォンヒョ)大師が寺を改築した際に現在の名前になりました。森の道を抜けて境内に入ると、毘盧遮那仏を祀った宝物である大寂光殿が中心を守っています。
周囲には壬辰倭乱当時に僧兵の指揮所として使われた鎮南楼と薬師殿、応真殿、三層石塔が配置されています。6月の基林寺は、色あせた堂宇の間に咲き誇る紫陽花のおかげで、慶州のおすすめスポットの中でも特に注目を集めています。
土壌の性質によって紫、水色、ピンク、白と多彩に咲き誇る紫陽花は、鮮やかな色合いと豊かな姿で山寺の静かな趣を添えてくれます。紫陽花は通常6月中旬前後が見頃ですので、この時期に合わせて訪問することをおすすめします。
天龍寺址(チョンリョンサジ)

駐車場:龍場3里村公用駐車場
谷ごとに仏が刻まれ、岩ごとに塔がそびえる慶州南山は、巨大な野外博物館のような場所です。トゥムスゴルとも呼ばれる龍場3里の村から登山道を40分ほど登ると、視界が開けた山中の盆地が現れます。後ろには高位峰の山並みが屏風のように広がり、前には森とつながる青い空が大きく開けています。
そこには天龍寺の跡と石塔があります。『三国遺事』によると、かつて唐の使者・楽鵬貴がここを訪れた際、この寺が崩れれば新羅が滅びるだろうという予言を残したという伝説が伝わっています。国の運命を背負っていた寺は時の流れとともに消えましたが、跡地に崩れていた塔の部材を集め、1990年に天龍寺址三層石塔として復元されました。
天龍寺址と三層石塔のもう一つの魅力は、開放感あふれる眺望です。四方を山に囲まれた天然の展望台となっており、南山の力強い頂上の稜線がパノラマのように目の前に広がります。初夏の爽やかな緑と青い空を満喫しながら、静かに休息をとるのに最適な慶州のおすすめスポットです。
良洞(ヤンドン)村

運営時間:09:00-18:00
入場料:有料
安東河回村とともにユネスコ世界文化遺産に登録された良洞村は、驪江李氏と月城孫氏の二つの家門が共に暮らしてきた由緒ある両班の村です。村の主山である雪蒼山の尾根が四方に分かれて下りてきて形成された谷が、「勿」の字のような独特の地形を成しています。
この稜線と谷に沿って、古風な瓦屋根の家が50軒余り、親しみやすい藁葺き屋根の家が110軒余り調和して建っています。高い場所には壮大な瓦屋根の家が位置し、その下に藁葺き屋根の家々が寄り添う姿は、朝鮮時代の儒教社会における身分と家門の秩序が視覚的に投影された風景です。
村内には嶺南地域の両班家屋の特色をそのまま残した古宅が立ち並んでいます。晦斎・李彦迪(イ・オンジョク)先生が建てた香壇、安康の野原が一望できる愚斎・孫仲暾(ソン・ジュンドン)先生の旧宅である観稼亭、李彦迪先生の宗家の一部である無忝堂、そして大きな香木が家の歴史を物語る良敏公・孫昭(ソン・ソ)の家屋である書百堂など、宝物級の文化遺産が村のあちこちにあります。
良洞村は博物館の展示物ではなく、現在も住民が生活を営み歴史を積み重ねている「生きている歴史の村」です。瓦屋根を伝う初夏の陽射しと、縁側を吹き抜ける涼しい風を感じながら、ゆったりと散策するのに最適な慶州のおすすめスポットです。
2026 鳳凰台(ポンファンデ)ミュージック・スクエア

期間:2026年6月5日 – 8月28日(6/26、7/3、7/31、8/7は休演)※雨天時は休演
時間:期間中毎週金曜日 20:00
観覧:無料
慶州ならではの夜間文化コンテンツである、古墳を背景にした野外音楽会「鳳凰台ミュージック・スクエア」が今年も開催されます。今回の公演は鳳凰台広場の特設ステージで6月5日(金)にスタートします。昼間の暑さが和らぎ、涼しい風が吹く初夏の夜に楽しむのにぴったりの夜間コースです。
単一の古墳としては最大規模の鳳凰台は、都心の中に位置する新羅時代の古墳で、古墳の上に大きな古木が育っている独特の形をしています。この古墳を背景に、華やかな照明と音楽が調和する野外音楽会は、特有のゆったりとした雰囲気を醸し出します。
初回の公演では歌唱力に定評のある歌手インスニとキム・テウがステージを飾る予定で、その後も様々なジャンルのアーティストが参加します。公演は8月28日まで期間中計9回にわたり、毎週金曜日の夜8時に始まります。野外公演の特性上、雨天時には中止になる可能性があるため、訪問前に気象状況を確認することをおすすめします。座席指定なしの無料観覧ですので、レジャーシートを持参して芝生の上でリラックスしながら音楽を楽しんでみてください。
慶州XRモビリティバス

期間:2026年4月8日 – 12月15日
時間:水-日 11:00 / 13:00 / 15:00 / 16:30(1日4回運行、※月・火曜は休業)
乗車方法:慶州観光アプリ「慶州路ON」を通じて事前予約
車両内部に特注の透明OLEDウィンドウを搭載した、最先端の未来型バスも楽しめます。「ゴールデン新羅XRバス」です。GPSとXR復元技術が連動しており、バスが遺跡を通過するたびに、窓の外の実際の風景の上にデジタル復元された新羅の王宮や文化遺産が重なって表示されます。
視覚コンテンツだけでなく、同行するガイドによる歴史クイズ、願い事の記入、星座描きなど体験型コンテンツも充実しており、飽きることがありません。バスは普門観光団地内にある慶州スマートメディアセンター前を出発し、普門湖、スプモリ、瞻星台、月城、皇龍寺址を経て出発地に戻るコースで、1回あたり約60分運行されます。
水曜日から日曜日まで1日4回運行し、最大12人乗りで100%事前予約制です。予約は慶州市統合観光プラットフォーム「慶州路ON」アプリから行ってください。

