
48カ国体制に拡大された2026北中米ワールドカップにおいて、開催国の強さは否定できない大勢となった。
共同開催国であるメキシコとアメリカが揃って2連勝を飾り、グループリーグ突破を確定させた。また、前回大会まで6戦全敗を記録し、最弱体と目されていたカナダも初のトーナメント進出が有力となっている。
アメリカは20日、アメリカ・ワシントン州のシアトル・スタジアムで行われた北中米ワールドカップ・グループリーグD組の第2戦で、オーストラリアを2-0で下した。2戦全勝を突き進むアメリカはD組首位となり、トルコとの最終戦の結果に関わらず32強進出を確定させた。
これに先立ち、19日にはメキシコもメキシコのグアダラハラ・スタジアムで行われたA組第2戦で韓国を1-0で破り、2戦全勝でA組1位を確定させている。

カナダも同日、カナダ・バンクーバーのBCプレイス・スタジアムでカタールを6-0で圧倒し、初勝利を挙げた。カナダは今大会の初戦でボスニア・ヘルツェゴビナと1-1で引き分けていたため、カタール戦がワールドカップ本大会8試合目にしての初勝利となった。
今の雰囲気であれば、3カ国すべてがグループリーグ突破にとどまらず、全チームが1位で32強に進出する可能性も開かれている。
アメリカは、トルコがパラグアイとの第2戦で引き分けか敗北を喫した場合、残りの試合に関わらずD組1位が確定する。カナダはスイス(共に勝ち点4)との最終戦で引き分けるだけでもB組1位となる。
実際、歴代のワールドカップを振り返ると、開催国の好成績は当然のことだった。今年で23回目を迎えるワールドカップにおいて、開催国がグループリーグを突破できなかった事例はわずか2回(2010年、2022年)しかなかった。
第1回大会である1930年ウルグアイ・ワールドカップをはじめ、開催国が優勝した事例だけでも6回に達する。

ワールドカップで大きな力を発揮できない弱小国であっても、開催国プレミアムを得れば好成績を残すケースが多かった。長年の挑戦でも初勝利を挙げられなかった韓国も、2002年日韓ワールドカップで4強神話を作り上げた。本大会直行で確保した長いトレーニング時間が土台となったが、国際サッカー連盟(FIFA)の細やかな日程への配慮や、ホーム観客の圧倒的な応援も大きな力となった。
24年前に開催国効果を享受した韓国は、今大会では逆に開催国と初めて対戦し、メキシコに苦戦した。観客席を緑色に染めたメキシコ人たちの歓声は選手たちを圧倒し、些細な判定から相手に傾いているかのような雰囲気も克服するのが容易ではなかったという評価だ。
ところで、韓国が32強で別の開催国であるカナダと対戦することになった場合、どのような展開になるのかも興味深い点である。韓国がA組2位で32強に進出した場合、アメリカのロサンゼルス(LA)でB組2位と対戦することになる。
カナダがスイスとの最終戦で敗れた場合、ボスニア・ヘルツェゴビナやカタールと勝ち点が並ぶ可能性がある。その場合、得失点差や直接対決の結果によってB組2位になる可能性がある。地理的な条件だけを見ればカナダがより多くの応援を受けるだろうが、韓国もLAには多くの韓国人が居住しているという点で、拮抗した構図が作られる見通しだ。


