
サッカー韓国代表のDFイ・ハンボム(24・ミッティラン)のベルギーの名門クラブ、クラブ・ブルッヘへの移籍が秒読み段階に入りました。メディカルチェックを終え、公式発表を残すのみとなった現在、ブルッヘと2~3年の短期契約を結び、早期のビッグリーグ進出を虎視眈々と狙っていることが確認されました。年俸についても、デンマークのミッティラン時代から5~6倍以上アップする見通しです。
複数の欧州現地メディアは31日、イ・ハンボムがブルッヘでメディカルチェックを受けた後、契約を完了する予定だと報じました。移籍金は基本900万ユーロ(約149億ウォン)にオプション150万ユーロ(約25億ウォン)を加えた、最大1050万ユーロ(約173億ウォン)規模。ミッティランが将来の再移籍時に移籍金の15%を受け取るセルオン条項も含まれているとのことです。
スポーツ京郷の取材の結果、契約条件は極めて破格的です。イ・ハンボム側の関係者は「ブルッヘとの契約期間は2~3年程度と聞いています。長期契約で縛るのではなく、より早く大きな舞台へ羽ばたけるよう、クラブと選手側で合意に至ったのです」と明かしました。
通常、欧州のクラブが有望な選手に対して結ぶ4~5年の長期契約と比較すれば異例の条件です。ブルッヘとイ・ハンボムの双方が、今回の契約を最終目的地ではなく、ステップアップのための「踏み台」として認識していることを意味しています。
年俸も大幅な上昇が見込まれます。関係者は「年俸は150万~200万ユーロ水準と聞いています」と語っており、ミッティラン時代から5~6倍以上跳ね上がる破格の待遇です。

ブルッヘがこれほどの巨額の移籍金と高い年俸を投資した理由は明白です。イ・ハンボムを即戦力として高く評価し、チーム守備の要として全幅の信頼を寄せている証拠でしょう。
イ・ハンボムは昨年のワールドカップで韓国代表の主力センターバックとして全試合フル出場を果たし、欧州スカウト陣の熱視線を浴びました。ミッティランでも昨シーズン、公式戦49試合に出場して不動のレギュラーとして定着。契約が残り1年となっていたにもかかわらず、ブルッヘが1000万ユーロを超える移籍金を投じたのは、その卓越した競争力を高く評価してのことです。
ベルギー屈指の名門であるブルッヘは、欧州ビッグリーグへの「人材供給源」として知られています。最近でもシャルル・デ・ケテラーレ(ACミラン・アタランタ)、アントニオ・ヌサ(RBライプツィヒ)、イゴール・チアゴ(ブレントフォード)ら、コアとなる選手を育て上げ、巨額の移籍金とともにビッグリーグへ送り出すことに成功してきました。
イ・ハンボムも同様の青写真を描いています。ブルッヘでUEFAチャンピオンズリーグといった最高峰の舞台を経験し、チームの柱として確固たる地位を築いた後、プレミアリーグやブンデスリーガ、セリエAなど欧州5大リーグへ一段階上の飛躍を遂げるというシナリオです。
ブルッヘ側にとっても、当面の戦力強化はもちろん、将来的な移籍金収入まで見越した賢明な投資といえます。

2023年にFCソウルを離れ、150万ユーロの移籍金でミッティランに入団したイ・ハンボムは、わずか3年でその市場価値を7倍近くまで引き上げました。今、ベルギー最高の名門を足がかりに、さらなる高みを目指す熱き挑戦が始まります。


