
スイスがPK戦の末にコロンビアを破り、2026北中米ワールドカップのベスト8最後のチケットを手にした。
スイスは8日、カナダのバンクーバー・スタジアムで行われたコロンビアとの2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、前後半と延長戦を0-0で終えた後、PK戦を4-3で制した。
これにより、スイスはベスト8進出の最後の切符を掴み取った。スイスがワールドカップでベスト8に進出したのは、自国開催だった1954年大会以来、72年ぶりのことである。ベスト8に進んだスイスは、「サッカーの神」リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)率いるアルゼンチンと対戦する。
前半から両チームともに得点のない探り合いが続いた。前半21分、コロンビアのグスタボ・プエルタ(ラシン・サンタンデール)の巻いたシュートがスイスのGKグレゴール・コベル(ドルトムント)の好セーブに阻まれたのが、両チームを通じて最も脅威的なシーンだった。
後半に入っても、0-0の均衡は崩れなかった。両チームとも主導権を握れないまま、慎重な試合運びを見せた。中盤では激しい攻防が繰り広げられたが、ゴール前での仕上げが両チームとも甘かった。後半の枠内シュートは、コロンビアが1回、スイスが0回にとどまった。

結局、レギュレーション内で決着がつかず突入した延長戦では、コロンビアが攻勢を強めたが、ことごとくゴール運に恵まれなかった。コロンビアは延長前半3分、ハミントン・カンパス(ロサリオ・セントラル)がペナルティエリア内で倒れたが、オンフィールドレビューの結果、ファウルとは判定されなかった。延長前半9分には、フアン・フェルナンド・キンテロ(リーベル・プレート)のコーナーキックからジョン・ルクミ(ボローニャ)がヘディングシュートを放ったがクロスバーを直撃し、2分後にはカンパスがゴール隅を狙った脅威的なシュートもコベルに阻まれた。
スイスも黙ってはいなかった。延長前半14分、途中出場のゼキ・アムドゥニ(バーンリー)がゴール至近距離から奇襲的なシュートを放ったが、コロンビアのGKカミロ・バルガス(アトラス)が体を投げ出して弾き、失点の危機を凌いだ。
延長後半11分には、コロンビアが勝負を決める絶好のチャンスを逃した。スイスの決定的な守備ミスから、カンパスがコベルと1対1になる完璧な得点機を迎えたが、シュートはクロスバーの上へと逸れ、悔しさを滲ませた。
結局、勝負はPK戦にもつれ込み、コロンビアは2人目のキッカーを務めたダビンソン・サンチェス(ガラタサライ)のシュートがポストに当たって外れ、序盤から劣勢に立たされた。その後、スイスの3人目マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ)のシュートが枠を大きく外れて3-3の同点となったが、コベルがフアン・カミロ・エルナンデスのシュートの方向を正確に読み切ってセーブし、チームを救った。そして3-3の状況で登場したスイスの最後のキッカー、ルベン・バルガス(セビージャ)が左隅に冷静に流し込み、長い戦いに終止符を打った。



