
イ・ガンインの持つ凄まじい波及力に、スペインメディアが驚きを隠せずにいる。
アトレティコ・マドリードは25日(韓国時間)、クラブ公式チャンネルを通じて「アレッティへようこそ。イ・ガンイン」と正式に発表した。契約期間は2031年までの5年間で、背番号は「エースの象徴」である7番に決定した。
クラブ側は「25歳のイ・ガンインは、卓越した才能を誇る左利きのミッドフィルダーだ。攻撃的ミッドフィルダーや両サイドのウィンガーとしてプレーが可能で、類まれな視野の広さと正確なボールコントロール、パス、そしてシュート技術が際立つ逸材だ」と、獲得の理由を説明した。
世界中のサッカーファンが待ちわびていたビッグニュースである。ファブリツィオ・ロマーノ氏やマッテオ・モレット氏といった移籍市場の権威たちが以前から、イ・ガンインのアトレティコ移籍を予言していた。しかし、公式発表が予想よりも遅れたことで、ファンの期待値は最高潮に達していた。

ついに解禁された公式発表。その波及力は、まさに想像を絶するインパクトだった。
スペインの有力紙「マルカ」は26日、公式チャンネルを通じて「イ・ガンインは未だデビュー戦すら消化していないが、すでにアトレティコという巨大クラブを揺るがしている」と特集を組んで報じた。
さらに同紙は、「イ・ガンインの加入発表は、華やかな演出に負けないほどの凄まじい商業的波及力を生み出している。まだピッチに立っていないにもかかわらず、彼の加入はクラブのマーケティング戦略と世界的な関心度に計り知れない影響を与えている」と分析した。
移籍が公式化された際、東亜日報のビルにある大型スクリーンにはイ・ガンインの姿が映し出された。マルカ紙によると、これは韓国市場をターゲットに緻密に計算された戦略的なイベントだったという。

なぜこれほどまでに公式発表へ力を注いだのか。その答えは、アジア市場の心を掴むという明確な意志にある。
イ・ガンインが2023年にパリ・サンジェルマン(PSG)へ加入した当時、韓国の公式ストアで販売されたユニフォームの約70%が、イ・ガンインの名前入りだったという伝説的な実績がある。アトレティコは、この成功を再び再現すべく周到な準備を進めてきた。すでに韓国初となる公式ファンクラブ「ペーニャ」も発足済みだ。
来月9日、アトレティコはソウルでマンチェスター・シティとのプレシーズン親善試合を行う予定だ。新たなアジアのサポーターたちの前で、イ・ガンインが本格的なデビューを飾る絶好の舞台となるだろう。
マルカ紙は「アトレティコはイ・ガンイン獲得を通じ、商業的な成功のみならず、競技面でも大きな期待を寄せている。クラブは彼がアントワーヌ・グリーズマンの跡を継ぐ新たな攻撃の核となり、『ロヒブランコ(アトレティコの愛称)の新たな希望』となることを確信している」と締めくくった。


