わずか1年の猛勉強でソウル大合格から、盗作疑惑による降板まで――ユ・ヒヨルが歩んだ波乱万丈な劇的人生

音楽家ユ・ヒヨルは、幼少期に両親の離婚を経験し、深く傷つき彷徨う学生時代を過ごしました。一時は暴走族のメンバーとして活動し、学校から停学処分を受けることもあった彼でしたが、母親や兄、そして伝説的デュオ「オットゥナル(ある日)」の音楽との出会いによって心を入れ替えることになります。長い彷徨の末に音楽の道へ進むことを決意した彼は、高校3年生になってようやく本格的にピアノを学び始めました。
裕福ではなかったユ・ヒヨルは、自宅にピアノを置くスペースがなかったため下宿生活を送り、初期はなんと「紙に描いた鍵盤」を使って熱心に練習を重ねていました。音階の意味すら分からないという、完全に真っ白な状態からスタートしたにもかかわらず、準備期間わずか1年という驚異的な短さで、超難関として知られるソウル大学音楽学部作曲科に見事合格したのです。合格直後、あまりの感激に涙を流す彼の姿は、翌朝の朝刊に写真付きで大きく掲載されるほどでした。


