
来る9月に韓国で初演を迎える2人芝居「アルター・エゴ」が、張り詰めた緊張感が漂う練習現場を公開しました。
制作会社パークカンパニーは25日、演劇「アルター・エゴ」の主演俳優たちがシーンに没入する練習風景の写真を公開し、開幕に向けたカウントダウンを開始しました。
「アルター・エゴ」は、多重人格者として知られる実在の人物ビリー・ミリガンの人生からインスピレーションを得た作品で、一人の人間の中に分断された記憶と内面を探求する2人芝居です。
公開された練習現場には、多重人格を持つ人物「スタンリー」役のイ・ジェギュン、イ・フィジョン、チョン・フィと、彼に向き合う精神科医「ウィルバー」役のキム・ジョンミン、ファン・ウンフ、ソン・ジユンが、緻密な演技の呼吸を合わせる姿が収められています。
「スタンリー」役の3人の俳優は、アレン、レーガン、アーサー、ケビンなど、年齢や性格の異なる人格を、視線や呼吸、身体の緊張感だけで繊細に表現しました。特に、人格を人為的に分けるのではなく、一人の人間の中で自然に交差し、つながっていく過程に集中することで、それぞれ異なる色のスタンリーを構築し、期待を高めています。
これに対峙する「ウィルバー」役の俳優たちも、刻一刻と変化するスタンリーの状態に合わせて、セリフの緩急や沈黙まで緻密に調整し、2人芝居特有の密度の高い呼吸を完成させています。
キム・ヨンミン演出は「目に見えない内面を観察する経験を届ける作品」とし、「人格と記憶が一人の人間の中でどのような意味を持つのかを深く伝えていきたい」と語りました。
一方、2026年ソウル文化財団芸術創作活動支援選定作である演劇「アルター・エゴ」は、9月6日から11月22日まで、ソウル大学路(テハンノ)イエス24ステージ3館で上演されます。
一人の人間の中に宿る複雑な内面を、俳優たちの熱演でどのように描き出すのか今から非常に楽しみです。観客の心に深く響く素晴らしい舞台になることを心から応援しています。

